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タロットカード【Pentacles.Ⅹ】小アルカナのペンタクルの10について考察する。


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こんばんは!

ついにタロットジャーナルが完成してほっとしている、タロット占い師の一宮ゆりです。嬉

 

だがしかし!

納品した製本を確認したらブックカバーの印刷がうっすらボケていて、別注でブックカバーのデザインを本日再入稿しました( ;∀;)

私がちゃんとPhotoshopに埋め込まないままアップロードしてたから、デザインが荒くなっちゃったみたいで。

ホントに日々勉強です。

 

完全に完成したらまた各プラットフォームでご案内させていただきますね。

すごく好きなデザインに仕上げたので早くお披露目したい(*‘ω‘ *)

今回は長期的に販売するつもりで在庫を確保してるので、必要なタイミングでお買い求めいただけますから商品を見てからご検討いただければ嬉しいです。

      

さてさて、それでは本題です。

ついに最後の考察記事となります!

名残惜しいような、完走して嬉しいような。笑

それではいきましょう!

 

ペンタクル10の基本的な解釈とキーワード


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《描かれているモチーフ》

 

4人の人間と2匹の犬

老人と夫婦、その息子

脈々と受け継がれる家系の象徴

犬=裕福な家庭の象徴

 

10枚のペンタクルの配置

生命の樹=永遠の命

 

大きな門と建物

安全な場所

社会的な成功

 

《基本的なカード解説》 

大きなお屋敷の門の中に、そこに住む家族が集まっています。椅子に座る老人が羽織るローブは富裕層を表し、社会的に成功したことを物語っています。孫の姿も描かれており、後継者にも恵まれ安泰な状態であることが見て取れます。

 

キーワード

《正》家族・一族繫栄・遺産・契約成立・習慣・経済的な成功・裕福・永続的

《逆》資産問題・遺産相続トラブル・契約不成立・税金・大きな損失

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、長期的な安定と成功を手にすることを示唆。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、長期的な安定と成功は望めないことを示唆。

 

ペンタクルの10はあるべき姿を継承する。


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土属性の最終形態であるペンタクルの10は、強力な防御魔法がかかっているカードです。

 

物質的な成功

というキーワードがよく使われますが、それはお金だけを指しているわけではありません。

 

住んでいる家や土地。

継ぐ子となる子ども達。

書面で交わす長期的な契約。

受け継がれる伝統。等々

 

繁栄を象徴するペンタクル10の美点は、古いものを尊重しながら新しいものを育んでいく、その強い意志にあります。

 

恋愛で占って正位置で出た場合は、安定的な成功や契約となり「結婚」の暗示やその意思があると読むことが多いです。

ただし、関係の浅いお相手に出てきた場合は「既婚者」を表すこともあります。

 

仕事で占って正位置で出た場合は、長期的な成功や契約となり「長期雇用」の暗示や大きな成功を意味しています。

 

逆位置はその全てが悪い方へ暗転すると思ってください。

 

恋愛なら「離婚」や「不妊」など。

仕事なら「解雇」や「損失」など。

 

 

どうしても占いはスピリチュアル寄りの見解になりやすいですが、私たちは人間で物質世界で生きています。

 

住む場所や食べるもの、そしてそれを買うお金が無くては生きていけません。

他にも着るものが必要ですし、病気になれば適切な治療を受ける必要があります。

 

そして生きていくためのモチベーションを保つために、好きなものを買ったり贅沢なものを食べたりもするわけです。

 

だからこそ、このペンタクルの10は安定的に続く成功の象徴として存在しています。

それはなにも大金持ちになるとか、いくつも会社を経営するほどの大成功を収めるというものばかりではありません。

 

 

自分や家族が安全な家に住み

食べるものや着るものに困らず

将来の心配が無い生活

 

当たり前のようでいて、それが一番難しい。

 

目の前の利益に囚われたり現実と向き合う努力を怠れば、それは長期的な目で見ればいずれ取り返しのつかない大きな損失になるということ。

 

自分だけが精神的な豊かさを手に入れたとしても、それによって家族が犠牲になれば結局最期は一家離散となることでしょう。

 

だからこそ、物質的な豊かさを育もうとする強い意志や、そのバトンを受け継ぐことの大切さを、このカードは切々と私たちに教えてくれています。

 

ペンタクル10に対する私なりのあるある。


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ペンタクルの10に対する私なりのあるあるは

 

ご先祖様に守られている

です‼

 

今日まで脈々と受け継がれ、繋がれてきたバトンをしっかりと引き継ぐ。

「一族の資産」「伝統の継承」など、先祖の生きた証を堅実に守っていく。

 

今の自分が在るのはご先祖様のお陰。

お墓参りは日々の感謝の証。

そして次の世代に引き継ぐために、墓守をしながら年を重ねる。

いつか私もお墓に入ったら、孫やひ孫の成長を祈り続けられたらうれしいな。

 

とまぁ、感覚としてはこんな感じです。笑

 

なんせ私もペンタクルなので、受け継がれている習慣やしきたりはきっちり守っていたい人。

 

だからこそ、ペンタクルの10が正位置で出たときの安心感は半端じゃないです。

そして逆位置で出たときの絶望感もすごいの(*ノωノ)

 

 

私の占いでは正位置で出た場合

子々孫々まで続く結婚や契約

を表し、長期的な成功が約束されている状態となります。

 

そして逆位置で出た場合は

離婚や契約破棄などの大きな損失

を表し、長期的な成功はもう望めない状態となります。

 

もっと言うと最大数の10番なので、正位置で出れば「長い間努力してきたことがついに報われて大成功を収める」となります。

 

逆位置で出たら「もっと早く手を打っておけばそこまで酷いことにはならなかったのに」と後悔が残る感じかな。

 

相続問題などのトラブルを表すこともあるけどそれは稀で、どちらかと言えば恋愛や仕事、夫婦関係である程度関係が長ければ出てきます。

 

その際にはカードの向きによって、今までのやり方が正しかったか否かの判定がハッキリ出るのだと思ってください。

 

日々の努力の積み重ねがあってこそ、このカードは正位置で出てきてくれるんです。

 

どうか正位置で出ますようにって願いたくなるほど、小アルカナの中でも群を抜いてリーディングに大きな影響を及ぼすカードとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

小アルカナ考察、ついに完結です( ;∀;)‼

順番通りだから自然な事だったけど、最後の考察がペンタクル10というのも土属性の私にとってはなんだか考えさせられることが多かったな。

お墓参りもまた行ってこよう。

占い師をどこまで続けていけるかわからないけど、求められる限り細々とでも頑張るって気持ちは全く変わっていないので、日々着実に歩みを進めていこうと思いました。

来年は今まで書いた考察記事の見直しや、修正点などチェックしながら少しずつ改良を加えていくつもりです(*^^*)

私の独断と偏見による考察シリーズでしたが、ここまで1年間お付き合いいただきまして誠にありがとうございました(*_ _)

来週は今年最後の投稿になります。

ではでは。

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