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おしゃんなカフェでアドラーさんに思いを馳せてみた。


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い

こんばんは!

友人から薔薇のハンドクリームをいただいて、手荒れしてない日もぬりぬりしているタロット占い師の一宮ゆりです。笑

ローズラボさんの切らしてたのでホントにありがたい( ;∀;)感謝。

いつもはロクシタンを使ってますが、お出かけする時にサラッとつけられるのでとても重宝しています。

 

さてさて、今回は息子の付添いで関東県内の大学に来ているのですが、待ち時間が長いから図書館で本を借りて近くのカフェでパソコンポチポチしています。

 

電車とか車とかタクシーとかバスとか...

研修の会場も変わったりするので、いろんな乗り物駆使して家族で分担しながら送迎してて。

中学生になったら一人で行ってくれないかな、無理っぽいなぁ( ;∀;)

 

今日も朝早かったからか、なんだか油断すると遠くを見ながらヌボーっとしてしまう。

 

ということで、戒めにアドラーさんの力をお借りして目の覚めるような内容を書いてみようと思います。笑

それではいきましょう(*‘ω‘ *)

 

あなたは誰の為でもなくあなた自身のために存在している。


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皆さんは誰かに褒められてやる気が出たり、逆に叱られてもういいやって投げ出したくなったことはありませんか?

 

人は努力が評価されなかったり心の支えを失ったとき、目標を達成する意欲が失われ、心がポキっと折れてしまいます。

 

では、折れやすい心を育ててしまう原因はなんでしょう?

 

心理学者のアルフレッド・アドラーさんはこう言っています。

 

「叱られたり、ほめられたりして育った人は

 叱られたり、ほめられたりしないと行動し

 なくなる。そして、評価してくれない相手

 を敵だと思うようになるのだ。     」

 

 

私も幼い頃から、叱られたりほめられたりの繰り返しだったように思います。

 

ただ私の場合周囲の評価がどうかよりも、自分自身の選択が結果的に失敗をして後悔する方が怖かったな。

 

なので個人的に手ごたえを感じているうちは、𠮟られることになっても「なんで?」って思ってた。

逆に個人的には失敗だったなって思ったことが褒められると「馬鹿にしてる?」ってなっていました。

若かったのよね、あの頃は。

 

 

誰かに評価されれば悪い気はしないし、喜んでくれたなら良かったとも思うけど。

 

それと同時に、その「誰か」に「評価される」ことにとても違和感を感じていました。

 

関心を持たれるのはイヤじゃないけど、その人の物差しで「評価される」ことに対しては抵抗があって。

 

だって「褒める」という選択肢があるなら「叱る」という選択肢も生まれてしまうから。

 

これって結局、アメとムチの法則になるわけで。

 

誰かの思い通りに動いたらアメがもらえるし、誰かの思い通りに動かなかったらムチで打たれてしまう。

 

そのうち自分で考えて行動することができなくなって、一生誰かにご褒美をもらわないと自分の価値を見出せない人間になっていく。

 

人と足並みを揃えているうちに、本当の自分の歩幅がどのくらいかさえ忘れちゃう。

 

 

日本人は他人軸で生きる人が多いというけれど。

昔から根付いている強気な精神論が、結局は精神的に弱い人間を生み出しているなんて皮肉ですよね。

 

 

人はあなたのために生きているわけじゃない。

そして、あなたも誰かのために生きなくていい。

 

 

お互いが自分の意志で生きて、必要な時に協力し合い、個人個人の課題をそれぞれがクリアしていく。

 

それができて初めて、信頼できる人間関係が生まれるんだと、私は思います。


 

「課題」と「劣等感」はセットで考える。


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では、個人的な課題をどうクリアしていくのか。

 

アドラーさんの言葉の中でも、けっこうパンチのあるこちらを選んでみました(*‘ω‘ *)

 

「劣等感を言い訳にして人生から逃げ出す

 弱虫は多い。しかし劣等感をバネに偉業

 を成し遂げた者も数知れない。    」

 

この「劣等感」って、何と比べて感じるものなのでしょうか。

 

どんな状況を生きていても、その人にしかできない経験をしているわけだから誰かと比べる必要なんてないのに。

 

実際の鑑定でも、タロットでいう逆位置の人にとても多いと感じています。

 

物事を悲観的に捉えやすかったり、自分に無いものを持っている人と無意識のうちに比べて自己肯定感を下げてしまう。

 

 

ただ、アドラーさんはこうも言っています。

 

「あなたが劣っているから劣等感があるのでは

 ない。どんなに優秀に見える人にも劣等感は

 存在する。目標がある限り、劣等感があるの

 は当然のことだ。            」

 

 

コンプレックスを感じるってことは、理想とする自分がいるってことです。

 

変えたいと思っていることがあるなら、変えていい。

 

 

過去は変えられなくても、これからどう行動するかは変えられます。

 

完璧な答えなんて無いけれど。

選び取った道の先にどれだけ得られるものがあるのか。

 

そして、それは本当に自分が欲しかったものなのか。

まずは自分自身が後悔しない選択とはなにか、立ち止まって考えてみてほしい。

 

個人的にはその「課題」自体も自分自身が作り出すものだと思っていて。

 

もしそれが自己成長に不要な課題なら、そもそもそこから発生する劣等感も不要なのではないか。

 

本当にその「課題」が自分に必要なのか?

と、疑問を持つところから始めてみるのも良いのではないでしょうか(*^^*)

 


課題に取り組むときは言い換えを意識して。


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以前、「直ぐに行動に移せないのがあなたの課題だね」って言われたことがありました。

 

だけど、とりあえず動くことがそんなに善なのだろうか?っていう疑問が湧いてきて。

 

きっとそれを言った人は、私に直ぐに動いてほしい理由があったんだと思う。

とりあえず動かせれば、考える時間を与えなければ、自分の思い通りにことが進むだろうと。

 

だけどそれはその人がクリアしなければいけない問題であって、私の問題ではないなって。

 

振り返ってみると、その時の私の課題は「行動力をつけることじゃなく、事実と向き合って自分を納得させる方法を学ぶこと」だったと今ならわかります。

 

 

誰かの都合で作り出された問題にあえて取り組むことで、自分の課題から逃げてしまう心理もそこで学んだけど。

 

でもそれは、結局ご褒美が欲しいか、叱られるのが怖いかなので、負の連鎖からは絶対に抜け出すことは出来なくなります。

 

 

じゃあどうしたら良いのか。

それは、周囲の問題と自分の問題を切り離すこと。


否定されることを恐れ周囲の目や評価を気にするんじゃなくて、優先順位を意識して自分の人生に重要だと思うことから取り組んでいく。


もしも周囲で問題が起きたとき、どれだけあなたに影響があることなのか。

あなたの人生にどんな不利益をもたらすのか。


大概はそれほど影響のない、些末な問題だったりするんじゃないかなって思うんです。


 

 

そこで最後にアドラーさんの言葉。

自分に自信を持つために、大切な考え方です。

 

「暗いのではなく、優しいのだ。のろまでは

 なく、丁寧なのだ。失敗ばかりではなく、

 たくさんチャレンジをしているのだ。  」

 

これは個人的に昔から好きで、どんなことでも受け取り方次第で変わるって教えてくれた言葉です。

 

「言い換え」って大切で、一見マイナスに感じることも、捉え方次第でプラスに変わる。

 

身近な人が言い換えて気づかせてくれることもあるけど、できれば自分自身がプラスに言い換えるクセを付けた方が良いんじゃないかな。

 

 

なんだろう。

濁った水しかなかったとしても、ろ過機が自分についてればすぐに美味しい水が飲めるよねって感じです。笑

 

アパレル時代に超高性能のでっかいろ過機がついてる年配の女性がいて、みんなその人のところに自分の水持ってって綺麗にしてもらってたな。

 

いつか、そんなろ過機に私もなりたい。笑

 

だがしかしっ。

誰かにろ過してもらうことに慣れてしまうと、結局その人を失ったときに立ち直れなくなるのも避けたいところ。

 

うん。

やっぱりマイろ過機準備しましょう(*‘ω‘ *)

どんなオチ?笑

最後までお読みいいただき、ありがとうございました。

失敗したって良いとはいうけれど、私は過去から学んだことは全部丸ごと未来に活かすと決めているので、取り組むならさらに上のステージの課題が良いな。

ただ、クリアするほど難題になっていきそうで怖いけど。笑

それでも、それぞれが取捨選択する中で納得できる人生になっていけば良いのになと思っています。

結局は、自分自身がどう在りたいかが問題よね。

ではでは。

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