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新たなチャレンジする?しない?はじめの一歩はこう考えると上手くいく。


こんばんは!

NST養成講座が新体制になり、早速初回カウンセリングからご入会のお申込みをいただけてほっとしている、タロット占い師の一宮ゆりです( ;∀;)

第1号の生徒様、誠にありがとうございます!

そして愛里先生、これからレッスン頑張ってくださいね(*^^*)

私もモロモロ頑張るね。笑

 

 

3月になり卒業シーズンを迎え、何か新しいことを始めたくなる春がもうそこまでやってきました。

 

そこで今回は、新しいことにチャレンジしようとしている方へ向けて、私なりの最初の一歩を踏み出す際に、心がけている3つのことをお伝えします。

 

NSTの生徒様たちにもちょこちょこお話ししてきたことでもあるので、少々真剣モードで書かせていただきます。笑

 

それではいきましょう(*‘ω‘ *)

 

どんなことにも定跡がある。


新しいチャレンジをしようとするとき、何から始めて良いのか、または本当に始めていいものか、迷ってしまった経験はありませんか?

 

私はそんなとき、チェスの最初の1手を思い出します。

 

チェスのスタンダードなやり方として、1番価値の低いポーンをまずは動かすのがベターです。

e4かd4(盤のマス表記)で始めるんだよって昔教えてもらったんだよね。

 

なぜそこから動かすのか最初は全く分からず、とりあえず言われたままe4から指し始めてました。

 

でも実際にプレイを重ねるうち、確かにそこから始めた方が強い駒を出しやすくなるし、駒同士の戦いがすぐに始まるのでゲームとして面白いことに気づきました。

 

このオープニングには種類がたくさんあって、だいたい4つに分類されています。

※先ほどお伝えした打ち方は「オープンゲーム」に分類。

 

 

なにが言いたいかと言うと、将棋や囲碁と同じでチェスにも「型」があるということ。

 

 

そして、私はチェスと同じようにどんなことにも定跡(じょうせき)があると思っています。

 

 

新しいことにチャレンジしようとしたとき、やみくもに勉強するのはとても遠回りになりかねません。

 

そのあなたにとって「新しいこと」も、過去をさかのぼれば誰かが生み出し、志ある人の手によって研究され、切り拓かれたことなわけで。

 

まずはその「新しいこと」を成功させるにはどうすれば良いか、その道のプロに話を聞いたり目標とする人物を設定したりすると良いんじゃないかな。

 

 

そして目標が決まったら、最初の1歩はその人のマネをするのが1番早い。

 

この先のゲームの行方を決める大事な1手になるのだから、成功している人と同じ場所に駒を進めた方が成功の確率は上がります。

 

 

だがしかしっ!

ただ真似るだけでは身になりません。

 

実際にやってみて、なぜそれをやるのか?と考え続けることが大切。

 

定跡になっているということは、そこに必ず意味があります。

その意味に気づくことができれば、次の1手は自ずと見えてくるんです。

というか湧いてきます。笑

 

 

要するに、まずは真似て始めてみる。

考えるのは、実際にやってみてからでも遅くはないですよ(*^^*)

 

正解は無限。完璧は求めないほうが面白い。


チェスの次はアートです。笑

 

例えば、オークションなどで高値で取引されているアート作品でも一般の人から見ると「ん?なんでこれが?」と、首をかしげるような作品も含まれていたりしますよね。

 

それでも数十億円で取引されたりする。

 

ほとんどは投資目的なんでしょうけど、なかにはどうしようもなく心惹かれて「手に入れたい!」と競り合った末落札に至る人もいます。

 

きっとその人にとって、その作品との出会いは唯一無二なんだろうね。

 

 

完璧なものなんてこの世に存在せず、ある人にとっては「完璧」でも他の人にとっては「不完全」に見えるってやつです。

 

 

だからなにかを始めるとき、最初から完璧を求めなくても良いと私は思います。

 

人の価値観ほどあやふやなものはないですから。

 

完璧を求めなければ、視野を広く持つことができるし、視野を広く持てれば、たくさんの選択肢が生まれ多くの学びを得ることができます。

 

 

失敗したっていいじゃない。

だって最初から1つしか駒は進めてないんだから。

まだまだゲームはこれからなんだし。

 

むしろチャレンジする自分を褒めてあげよう。

その1歩を踏み出した人と、0地点から動かない人との差はアリとゾウくらい差があるんですもの。

 

 

まずは定跡を学び実際に踏み出したら、次はしっかり楽しんで。

 

実践の中にこそ活路は見出せます。

それは苦しいことではなくて、試行錯誤して楽しみながらゲームを進めていく感覚で良いと思うんです。

 

最初の1歩を踏み出したら、あとは成功するまで続ける。


チェス、アートときて最後はピアノです。笑

 

ピアノを始めたら、まずはドレミを覚えます。

みんな最初はぎこちなくて、先生を見習って見よう見まねでやっていたはず。

 

タロットの勉強ってピアノに似てるって思ってて。

 

私は5歳から習い始めて、タロットを始めた頃はやっと自分の好きな曲を発表会で弾かせてもらえるようになった時期でした。

 

 

ピアノって、右手と左手で別々の動きをするじゃないですか。

 

比較的メロディーを引く右手の方が覚えやすくて、伴奏をする左手は覚えにくいと言われています。

 

タロットで例えれば、大アルカナが右手で小アルカナが左手。

 

両手でスムーズに弾けるようになるには、まずは右手だけで練習し、次に左手だけの練習があってはじめて左右同時に弾けるようになります。

 

でもまだやっと楽譜が追えるようになっただけ。

 

そこからさらにミスなく引く練習、作曲者の意図に沿った演奏の練習を経て、合格点がもらえれば次の課題曲に進めるわけです。

 

そしてここでも、まだまだ人の心に響くプロの演奏には及びません。

 

プロになるには、膨大な量の課題曲をクリアし、音楽のありとあらゆる知識を学び、自らの手でポストを掴み取り、演奏だけで生きる糧を手に入れたとき胸を張ってプロを名乗れるようになります。

 

それこそ幼稚園から始めたとしたら、成人してからすんなりプロ入りしても20年前後の積み上げてきた経験があるんですよね。

 

 

なんにでも当てはまることですが「1年やっても上手くならない」「3年やっても先生のようにできない」なんて、あたりまえだと思いませんか?

 

 

タロットは特に、知識を教わっているうちはまだまだ準備段階。

 

実際に人を占うことが日常になって初めて、タロット占いのスタートラインに立つことができます。

 

「自分のやり方」「自分らしさ」を真に活かせるようになるのは、そのまたずっと先のお話し。

 

 

何でも始めのうちはみんな初心者です。

今、そつなく幸せそうで成功しているように見える人も、その足元には分厚い経験と努力が隠れてる。

 

 

その人たちの共通する「強み」はたったひとつ。

 

 

それは、やめなかったこと。

やめなかったということは、そのことについて深く考え続けてきたということです。

 

成功するまであきらめなかったから、不確実で気まぐれな「幸運」をキャッチできたんだと思う。

 

 

もし新しいことを始めたら、成功するまで細く長く続けてほしい。

 

やめなければ、チャンスは必ずあなたのものになるから。

 

最後までお読みいいただき、ありがとうございました。

今回はけっこう真剣に書いちゃった(*‘ω‘ *)

タロットを始めた生徒さんも、受講中の段階で完璧を目指さないでくださいね。

タロットは一生勉強です。

100人占ってからがスタートラインです。

なぜ100人なのかは次の機会に書こうかな。

よかった、お題ができた。笑

ではでは。

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