こんばんは！
占いのアリーナ高崎OPA店で徐々にご予約をいただくことが増えてきて、さらなるスキルアップを目指さなければ！と意気込んでいるタロット占い師の一宮ゆりです。燃
５年前、開業してから電話鑑定に初めてお申し込みがあった時と同じときめき。
初心にかえるきっかけをいただけて、占いのアリーナ様にもとても感謝しています。
まだまだタロットとの新たな旅は始まったばかり。
来年のリーディング歴30年の節目を良い形で迎えられるように、日々精進していきたいと思います(*^^*)
そして今回も「占い師になりたいけど何から手を付けて良いかわからない」という方のために、専業占い師の私一宮ゆりが、独断と偏見に基づいてプロになる方法をお伝えできればと思います。
※「専業占い師」「プロ」とは、占い師の活動(占料や付随する収入)だけで生計を立てている占い師のことを指します。
今をときめく有名占い師さん達も新人の頃があったように、プロアマ問わず下積み時代って必ずあるものですよね。
そして、様々なストーリーを経て専業占い師(プロ)になるわけですが、成功するためには大きく分けて対人、オンライン、契約の３つのルートがあるということに行きついたので、視覚的にわかりやすくまとめてみました(*‘ω‘ *)
第２回目は【オンライン編】から４つのルートをご紹介。
それではいきましょう！
ルート①YouTubeや各種SNSで情報発信
ルート①は比較的始めやすいSNSから。
Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、Facebookなど、専業副業関係なく、多くの占い師が利用しているSNS。
最近はリールやショート動画が主流となり、誰でも簡単に活動の宣伝や詳細を全世界に発信できます。
特にYouTubeは反響が大きい媒体の一つで、ビジネスにも直結するチャンスが沢山あります。
さまざまな事情で顔出しができない、という方も手元だけ映した選択式リーディング動画なら鑑定の様子も知っていただけますし、広告も打てるのでとてもおすすめ(*^^*)
他にも、毎年月日の運勢を配信されてる方や、カードの解説を中心にお役立ち情報を配信している方など、自分の得意分野で作り込めるのもありがたいですよね。
露出度とともに注目度が上がっていけば、様々なお仕事の依頼もやってきます。
内容によってはある程度精査する必要がありますが、タロット関連のお仕事(ライティングや開封動画etc...)なら私もやってみたい。笑
あえてデメリットをあげるなら、YouTubeやSNSで収益を期待する場合はバズるかどうかの運要素も強いところ。
周知されるまで時間がかかることも多々ありますので、占術を学び始めるのと同時に開設してコンテンツを育てながら、操作に慣れておくことも大事かなと思います(*‘ω‘ *)
占いを専業でお仕事にするなら情報発信は必須。
無料で始められて、他の占い師さんの活動からたくさんヒントをいただけるので、必ず何かしらアカウントを作って発信し続けることを強くおすすめします。
ルート②オンライン個人鑑定のシステム構築
私が実際に取り入れているスタイルが、こちらの個人鑑定ルートです。
事故にあって半年以上のリハビリ生活となった時、入院中の白いベッドの上でホームページを開設しました。
その後、友人たちの勧めでYouTubeを配信し数回の投稿で大きな反響をいただき、視聴者様から個人鑑定の依頼が殺到したので慌ててショッピングカート(オンライン決済システムSTORES)を開設することに。
初月からアパレル時代の収入以上の鑑定料をいただくことができ、専業占い師の道へと大きく背中を押していただけたのは、今思い返しても奇跡だと思っています。
個人でサロンを開業したので、鑑定時間や占料、予約の有無、占術などとにかく自分の好きなように作っていく作業が本当に楽しくて。
「あんなこともしてみたい」
「ここをこうしたらどうだろう」
と、朝起きて夜眠りにつくまで、頭の中はワクワクのチェックリストで埋め尽くされていきました。
電話鑑定を始めると、普段の生活では決して関われないような華やかな業界の方々や、海外からのご予約もいただいて予想外のことばかり起こりました。
子育てに奮闘するママさんや高齢者の介護をされてる方、身体の不自由な方、人には言えないマイノリティの立場にある方など、直接お会いしなくても電話１本で占いを受けられる手軽さが便利だとおっしゃっていただいています。
集客から申し込み、鑑定までの導線を一人で構築するのは大変ですが、一度作ってしまえば後はそれに沿って活動しコンテンツを足していけば良いので、私はこの方法が一番合っていました。
ルート③スキルマーケットに登録
オンラインで活動する占い師の登竜門といっても過言ではないスキルマーケット。
占いに特化した「ココナラ」や最近話題の「クラウディア」には、新規の占い師登録が連日のようにあり、数多いる占い師の中で個性をいかに出すかが問われています。
SNSへの誘導NGだったりダイレクトに評価がつくなど気を付けるべきこともありますが、「顔出しなし」「ある程度サイト集客に頼れる」「身元が隠せる」など、大きなメリットがあるので、初心者の方でも始めやすいルートです。
オンライン鑑定全般に言えることですが、もうひとつのメリットとして占い師側も隙間時間を利用して占うことができるので、本業を他に持っている方や家族に内緒で活動せざるおえない方も利用しやすい仕様になっています。
スマホひとつあれば旅先で鑑定し納品することも可能。
私も万が一、また事故にあったり病気をして療養を強いられることになっても、オンライン鑑定ならベッドの上でもできちゃいます。
コロナで沢山の業界に働き方改革が起こったように、占い業界もネット上に活路を見出した結果なのかもしれません。
ルート④オンライン講座を開講
ルート④に関しては、この記事をご覧いただいている方全員におすすめすることはできないかもしれません。
講座を開講するということは、当然ですがそこに至るまでにきちんと基礎から学び、どんな質問にも明瞭に答えられる専門知識が必要になります。
第一線で活躍されている先生に師事したり、講師になるためのスクールや育成講座を卒業していることも、受講生獲得の大切なポイントです。
一方で、私のようにタロット講座を０から作る占い師もいます。
知識は10代の頃から国内外の書籍を集めたり調べたりした情報が基になっていて、その中でも特に参考にした資料が、日本語訳で限定1000冊のみ販売された赤いゴールデンドーンの本。
オークションで買って数日経ってから、シリアルナンバー「888」って書いてあるのを見つけて震えました。笑
加えて実践では、13歳から蓄積した経験の中で気づいたことや検証結果を「リーディングのコツ」や「現代に沿った解釈」に改良した内容を盛り込んでいます。
もともとタロットオタクでもあるから、テキストの内容がパンクして溢れかえる情報を削る作業が一番大変でした( ;∀;)
現在は受講生101名(内卒業生89名)で、講師育成にも取り組んでいます。
受講生や卒業生の中からNST(NobleStyleTarotist®)のメンバーを募って、月に２回お茶会を開催したりデビュー相談を受けたりしながら活動をサポートすることも、私の占い師としてのやりがいに繋がっています。
「人に教える」という責任感が学ぶ姿勢に良い影響を与え、さらなるスキルアップを意識するきっかけにもなるので、ある程度鑑定に慣れてきたらぜひ、講師資格取得にも挑戦してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
SNSなどで発信を続ける最大のメリットは、受け入れ態勢が整っているよってお客様に示すことだと私は思っていて。
オンラインの世界で専業占い師を目指すなら、定期的に旗を振りつつ新しい分野にも果敢に挑戦する精神が必要です。
「とりあえずやってみよう」といった楽観的な面と、「どんなことでもいったん受け入れよう」という柔軟性の合わせ技。
思いがけないアクシデントも連発するし、相手の顔が見えないからこそ人間の醜い精神性と対峙することもありますから、人としてかなり鍛えられるんじゃないかな。
専業占い師であるということは大半の方は事業主でもあると思うので、ある程度のトラブルは「そうきたか！」「新しい角度ですね！」と楽しめるくらいのメンタルを持つことも大事だなって改めて感じています。
ではでは(*^^*)
