こんばんは!
リビングのソファーカバーやクッションをオリーブ色に変えたら、やけに抹茶のスイーツが食べたくなっているタロット占い師の一宮ゆりです。笑
今回はいきなり本題。
皆さんは後悔したことありますか?
あのときこうしておけば…
なんであんなこと言っちゃったんだろう…
日々個人鑑定をしていると、忘れられない後悔の念を抱えていらっしゃる方も多いのかなって感じます。
その大半の方は、行動しなかったことに対して後悔してる。
突発的な「やっちゃったな」は、あまり後に引きずらないものがほとんど。
それにやってみたけどダメだったしって、行動して起こったことには案外納得できるんです。
私自身が一番怖いのは、後悔したくないと悩んでいるうちに全てが後手後手になって、手元になにも残らないこと。
こう見えて私、普段はかなり慎重なタイプなんです。
それにマイペースで人とテンポが合わないことも。
ただ、頭の中をよぎったイメージは見逃さないようにしています。
いけるかも!とか、なんかやだ!って感じた違和感みたいなものを、そのままにしないで掘り下げていく。
以前ご紹介したマインドマップを使って、手帳に走り書きしながら内観してみる。
煮詰まってしまう時はタロットに聞いたり、夫婦の会話の種にしてみたり。
そうやって突き詰めていくと、「あぁ、私あの人のこういうところが好きだったんだな。」とか「あの時のあの一言は、私のこういうところが嫌で言ってくれてたんだな。」みたいに、気づきを得ることができます。
その後の対応は自ずと見えてくる。
内観して選択肢を広げた分、どちらに進んだら後悔しないか考えるチャンスが生まれます。
その枝分かれした選択肢を見出さないうちに、一つの物事を推し進めるのは、私にとってとても怖いことなんです。
『今』と『未来』
人は、自分の都合のいいことだけを見ていたい生き物です。
面倒なことは後回し。
見てみぬふり。
それが想いを寄せるお相手ならなおのこと、欠点もなぜか長所に変換されてしまう。
恋愛では特に、『今』を見過ぎて『未来』をあやふやなものにしがち。
今、さみしいから
今、会いたいから
今、苦しいくらい好きだから
気持ちの向くまま好きな人を追いかけているうちに、大切なものをひとつずつ見落としていく。
友人や家族、自分自身さえないがしろにしてしまう時もある。
私がここで言いたいのは、後悔の無いように行動することと、現実逃避で動き回るのとは質が全く違うということ。
後悔の無いように行動するには、まず現状を把握することが大切です。
お相手との関係性や自分の立ち位置。
適切な距離感と将来への展望。
お風呂の中でもベッドに入った後でも、『今』の感情にとらわれず『未来』に目を向けてみる。
もしそこで、その物事の未来が想像できなかったり辛いものだったときは、どうすれば回避できるのかを考えるんです。
時には、お別れを選んで行動することになるかもしれません。
それでも5年先、10年先で穏やかに生きていられるなら、『今』の感情にしがみつくよりも手放して一歩踏み出すことも必要なんじゃないかと思うんです。
後悔したくないってがむしゃらに動く時期は誰にでもあります。
けれど、うすうす出ている答えと向き合わずに動き続けてしまえば、取り返しのつかない後悔が待っている場合もあるんです。
引き際のボーダーライン
とはいっても一人で見極めるのは難しい。
きっとお目当ての方を追いかけているときは、冷静に判断なんてできない時もありますよね。
しかし物事には、引き際があるんです。
モテる方はこの引き際がとても上手。
だからこそ復縁を望む元パートナーは多い。
言い換えれば、引き際が上手な方の復縁率は高いです。
追いかけて追いかけて、無理やりこちらを向かせようとすれば逃げていく。
『なんで連絡くれないの?すごく辛い。
最初に言ってたことと違う、嘘つき。
あなたなんかと会わなければよかった。』
感情のまま気持ちを押し付けてしまえば、しつこい、面倒くさい、と最悪な印象でお相手の中にファイリングされてしまいます。
反対に将来が見えないな、このまま辛い方が多くなるなってうすうす気づいたら、心の準備を徐々にはじめて、最後は笑顔で感謝を伝えるんです。
『あなたがいてくれて、私は強くなれた。
あなたといられるだけで、私は幸せだった。
出会えて本当に良かった、ありがとう。』
別れたあとに残る印象が全然違います。
明るい雰囲気を纏っている方は、物事の捉え方が上手。
きちんと負の感情を、自分の中で昇華することができているんじゃないかな。
笑顔が絶えないのは、辛くても一歩踏み出して自分で解決してきたからこそ、自信がつき強くなれた証。
思い通りにいかない恋に、恨み言を言いたくなる気持ちもわかります。
それでも最後は人と人。
その選択肢を選んだのは自分。
お相手のせいではありません。
お相手を責めたくなる気持ちもわかるけど、
違うんです。
そこは間違えちゃいけないんです。
一つの恋で学べることはとても多い。
時には我慢や忍耐を強いられることもあるけれど、それも自己の成長のため。
次の恋で同じことを繰り返さないため。
引き際のボーダーラインは、薄っすらでも見えているはず。
それを越えてデッドゾーンに足を踏み入れてしまえば、ただの自己満足だとお相手にも捉えられてしまいます。
一番は自分の幸せが大事ですし、悲しい恋と決別するために動くことも必要です。
固執しているだけの恋ならやめていいんです。
私自身、不毛な恋に疲れた時ふと思ったことがあります。
いつかおばあちゃんになったとき、横で一緒にご飯食べてるパートナーのおじいちゃんと、笑い話にできれば良いんじゃないかって。
今の主人となら、おじいちゃんおばあちゃんになっても笑って過ごせるだろうなと。
そう思ったからこそ主人と復縁して、私は今、笑って日々を過ごしていられます(*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
YouTubeでもお話ししたけど、少しでも幸せになりたい欲が私は強いんです。笑
だからこそ、欲望のベクトルを向ける方向は間違わないようにっていつも意識しています。
もっとその辺を上手く伝えられるようになれたらな。
まだまだ勉強中です(*_ _)
ではでは。