不倫の恋はアリル334と健気さで成り立っている。

こんにちは！ 

YouTubeで毛穴のCMから入ったりするのに違和感しか感じない、タロット占い師の一宮ゆりです。笑

広告はこれとこれって自分で選べればいいのにな。

 

 

さてさて、前回は浮気された奥様への記事を書かせていただきましたが、今回は不倫の恋をしている方へ向けて書かせていただこうと思います(*^^*)

 

 

既婚者だって恋はする。

 

老若男女問わず、誰だって恋はするものです。

 

私はあくまで中立な立場。

 

不倫に対して否定も肯定もしません。

 

 

占い師は、目の前のお客様が一番楽になれる道を提案します。

 

知りたいことを占って伝えるだけでは無いし、欲しいであろう言葉をかけてあげるのも違うと思っています。

お客様と共依存関係になるのは、占い師としてお金は稼げてもお客様のためにはなりません。

 

 

本来伝えるべきことが伝えられないのであれば、占い師とは言えないって思うんです。

 

この職人肌の考え方だけはなかなか改善できない。笑

けっこう同業の方が私のところにプライベートなご相談にいらっしゃるのは、偵察だけが理由じゃない気がしています。

 

ごまかしや慰めよりも、はっきりと道を示してほしい。

嫌われ役になっちゃうときもあるけど、本来のメッセンジャーってそういうものなんじゃないかな。

 

 

ではそろそろ本題。

現役占い師がこれまで見てきた、不倫事情についてお伝えしていきます。

最近興味深い記事を読みました。

 

10年以上前に海外の研究で、パートナー以外の女性に目移りしやすい男性には、共通の遺伝子があると発表されていたんです。

遺伝子の変異型「アリル334」を多く持つ男性は浮気をしやすく、別名「不倫遺伝子」と呼ばれています。

 

男性ホルモンの「テストステロン」が性的欲求を高めるから、女性よりも男性の方が軽い気持ちで不倫してしまう傾向にあるというのは知っていました。

 

うーん。

でも、遺伝子がって言われちゃうと、もう改善のしようがない気がしますよね。

 

最近世間を騒がせたお笑い芸人の方も、きっとアリル334が大量に遺伝子に組み込まれていたんじゃないかなって思ってしまう。

 

 

 

一方女性は、より強く優秀な種を残したいという本能があります。

 

女性の恋が本気になるのも、妊娠や病気のリスクを避けるため、本能的に不特定多数の男性と関係を持つことを避けているからって言われています。

 

 

確かに。

もし妊娠した時、お腹の子が誰なのかわからない。

梅毒などの性病をうつされてしまうのは怖い。

未婚の女性は特に、婦人科で調べてもらうのも勇気がいるものです。

男女の関係は、どうしても女性側にリスクが大きいですよね。

 

 

 

不倫しやすい既婚者男性は、家庭に自分の居場所が無いって感じていたり、奥様との関係も刺激が無いってぼやくのが常。

 

 

だからこそ、浮気が楽しい。

 

 

一時の安心と現実逃避。

 

 

男性の多くは日々仕事で疲れて、ため息。

上司に苛立ち、部下にせっつかれて、またため息。

家に帰っても妻は子供に手がかかり、自分のことを男として見てくれない。

 

自分は何のために生きているんだろう。

誰も認めてくれないのか。

繰り返される疲労と孤独感が、日常をどうしようもなく虚しいものにさせていく。

 

 

そんな時、自分を求めてくれる女性は女神のように心を打つのだと思います。

 

 

男性としての尊厳や自信を、ぐっと呼び起こしてくれる存在。

 

 

明日への活力を見出した男性は、よりホルモンも活発になり浮気相手一直線。

それと同時にテストステロンも活性化して、仕事もバリバリ頑張っちゃう。笑

 

 

ただ、ここで注意しておきたいのが、浮気相手は大なり小なり複数人いる場合もあるということ。

男性と女性の脳みその構造は、必ずしも同じ価値観を生み出すものではありません。

電話鑑定を始めてから特に多かったのは、既婚男性側の女性関係がご相談者様だけでは無かったケース。

 

お客様の許可を得て、ここで一つの例を書かせていただきます。

 

 

40代の女性A様を鑑定していた時のこと。

カップやワンドの女王様たちがポンポン出てきて、「ん？？？」となり、失礼ながら聞いてみました。

 

 

「あなたと奥様以外に女性の影はありませんか？」と。

 

 

すると、「実は２泊３日の家族旅行に行くって聞いていた日の夜、SNSで奥様が自宅でワンちゃんの写真をアップしてました。」とのこと。

 

じゃあ今彼と一緒に箱根に行ってるのは、どこのどなた？

 

A様はその時、反射的に気づかないふりをしてしまったそうです。

 

毎日のように良い結果だった占い動画を見続け、私だけを見てくれているって自分に言い聞かせていたんです。

 

 

 

傷つきたくない。

 

核心に触れるのが怖い。

 

お相手の嘘の土産話を笑顔で聞いて、お土産のおまんじゅうを一緒に食べる。

 

 

不幸なのは私だけじゃない。

奥さんだってこの裏切りを知らず可哀そうに。

 

そう自分の中で必死に落としどころをつけて、また甘く優しい占いや引き寄せ術にハマっていったそうです。

 

まさに恋愛依存や占い依存になりやすい、典型的なケース。

その結果、お相手への執着心が気づかぬうちに増してしまいました。

 

 

 

眠れない夜。

連絡が途絶えるのを恐れて、いい子でいよう、明るく振舞おうってモチベーションを保とうと食い入るようにスマホ画面に張り付いている。

 

 

それって恋でしょうか。

 

 

愛でしょうか。

 

 

 

私には、執着心を創り出す作業に見えてしまいます。

 

 

YouTubeを始めてみて、このパターンに陥っているお客様が想像以上に多かったんです。

やっとの思いで忘れた人を、占い動画に当てはめてみたら、うっかりまた気になりだしちゃったりね。

 

 

 

 

3年前に、「執着を手放しましょう」の本当の意味ってなあに？と、タロットに聞いてみたことがあります。

 

 

私のイルミナティくんは、『お相手への感情を無理やりにでも引きはがして、自分自身と向き合い、現実と向き合うこと。』と答えてくれました。

 

ゴールデンちゃんは、『現実を直視して、その場から立ち去るための、小さな決意を生み出すこと。』『又は、嫉妬心や執着心を突き抜けて、一生を捧げると開き直ること。』と伝えてくれました。

 

 

私は尽くし型の人間なので、ゴールデンちゃんの「一生を捧げると開き直ること」に激しく同意したのを覚えています。

けれど、最終的にはイルミナティくんを受入れました。

 

 

自分の感情と向き合い、己を知り、今後の人生のための取捨選択をする。

 

やってみるとそれは怖いことじゃなく、私にとって救いでした。

奪略欲が強い女性を除き、ほとんどの浮気相手の女性は罪悪感と戦っています。

 

 

 

それは、お相手の家庭に思いを寄せるものとは異なり、世間体や愛人関係をオープンに出来ない倫理観からくる感情です。

 

ご自身が結婚適齢期の場合は、両親や友人に堂々と紹介できないというケースもある。

 

W不倫の場合は、パートナーへの嫉妬やお互いの子供たちの反応に戦々恐々としていたりします。

 

 

 

それでも想いが止められない時は、お相手との一番良い距離感を見つけ出す作業が必要です。

 

忘れようとしても、男性は癒やしや刺激を求めて重くない関係の女性に接触しようとしてきます。

それは既婚者と承知で受け入れてくれたあなたが、面倒くさいって思われないように我慢できる、健気な女性だと知っているから。

 

 

 

淡い恋心を通り過ぎた後、浮気相手の女性に待ち受けるのは、不安と独占欲。

 

 

不倫に足を踏み込むのなら、その感情を突き抜けて楽しむくらいの強さが必要です。

 

それには、自分が大好きで男性はお飾りよってくらい突き抜けるか、自分の生活ペースを守るため不倫の距離感が心地良いって感じられないと、関係を続けるモチベーションは保てないんじゃないかな。

 

 

誰でも幸せになりたいもの。

 

もし、今がしんどくて幸せになりたいと心の底から望むのであれば、もっと視野を広げてほしいんです。

 

自分の人生は自らコントロールしなければ。

 

 

 

連絡をとる頻度や、会う場所やタイミング、お互いの関係性をもう一度見直してみてください。

 

特に、既に身体の関係がある場合は、それ以上の発展を望めない可能性が高い。

ただでさえセフレの関係ってキツイのに、奥様やお子様の存在は精神的に追い詰められる要因になります。

 

 

 

そして今までお伝えした通り、アリル334の遺伝子を多く持つ男性は、浮気を遺伝子レベルで繰り返す傾向があります。

 

本当にあなたにふさわしい方なのか恋愛のフィルターを外し、しっかりと見極める厳しい目が必要です。

 

 

妻の立場では子供のためにと今更逃げられない関係でも、不倫相手の立場ならいつでも逃げられます。

 

気を付けたいのは、ある日突然お相手の奥様から内容証明が送られてきて、高額の負債を負うリスクがあるということ。

それだけならまだしも、それがきっかけで既婚男性とは音信不通状態に陥ることが少なくありません。

私が24年間の鑑定の中で、不倫関係になってから３年以上連絡を取り続けている方は1割にも満たない。

その中でも更に8割の方が４年以内に音信不通になります。

 

残されたわずかな方でも、職場が同じだったり親族だったりと感情が途切れても縁があるケース。

 

 

 

 

そして、確率の壁を超えて連絡を取り続け晴れて再婚した方を、私は二組しか知りません。

 

 

そのうちの一組のご夫婦は、10年以上前に勤め先で知り合ったお客様。

 

いつもお二人で買い物にいらっしゃっていました。

ずっとお二人はご夫婦だと思っていましたが、何年も後に籍を入れたと知って驚いたのを覚えています。

 

お二人はご高齢ですが、とても仲睦まじく、お子様達にも祝福されています。

 

連絡手段もお手紙や黒電話だった時代からのお付き合い。

 

今のようにSNSで簡単にお相手と関われなかったからこそ、積もり積もった想いがいつか重なるって願い続けることができたんじゃないかな。

 

 

願いを叶えたお二人いわく、不倫関係のコツはいかに安定した関係を保っていけるかが鍵。

 

そこは愛人としての健気さと抜け目の無さが、最も重要になってくるそうです。

 

一生独身でいるか、欲を捨て去る覚悟が無ければ、その健気さはご自身を蝕む毒だともおっしゃっていました。

 

既婚者男性に献身的に心を捧げても、 見返りが一時の快楽しかないのなら長続きはしません。

 

 

したたかに、しなやかに、ご自分の精神状態や状況をコントロールする冷静さが何よりも必要です。

 

 

 

 

 

今まさに毒に侵されそうになっている方へ。

 

現実と向き合うきっかけを探されているのなら、私があえて嫌われ役を買って出ます。笑

 

今までため込んできた思いもしっかりお聞ききしますので、ギリギリまで我慢しないでご相談いただければと思います(*^^*)