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自己犠牲の末に見出した恋は「妄想」かもしれないお話し。


一宮ゆり|タロット占い師|ブログ【よるの恋ちゃ】

こんにちは!

だんだん気温が低くなり朝ベッドから起きるのが大変になってきた、タロット占い師の一宮ゆりです。笑

息子は天然の人間ホッカイロなので、嫌がられながらもくっついて寝ています(*ノωノ)

そして日々感じるコタツのありがたさ。笑

コタツでみかん、ならぬコタツでアイスがたまらない。

 

 

さて、今回は恋愛のお話しです。

 

皆さんはお目当ての方との気持ちの温度差を感じたことはありませんか?

お相手から思っていた反応が返ってこなくて、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

 

振り向いてほしい一心で、頑張り過ぎていませんか?

 

 

コロナの影響でお仕事のご相談が増えたとはいえ、やはりメインは恋愛のこと。

たくさんのご相談を聞いてきた占い師の目線で、辛い恋をしている方へ向けて書いてみたいと思います。

 

 

その方そもそも大丈夫?カップとペンタクルに見る、男性の本質。


一宮ゆり|タロット占い師|ブログ【よるの恋ちゃ】

男性の中には、元々愛情深かったり誰にでも親切で優しい方っていますよね。

この人の奥さんになる方は幸せだろうなって感じる人。

 

反対に最初から誠実さが感じられなかったり、女性に対して距離感が近い方っていますよね。

 

私はペンタクル気質なので、最初から距離感が近い男性は失礼だなって思っちゃう(^o^;)

 

 

ソードさんやワンドさんもいらっしゃるからハッキリと2択にはできないけど、恋愛に悩みやすい女性は後者の男性に恋心を抱きやすい傾向にあります。

 

 

ここで一つ例をあげると。

 

私の鑑定では、恋の悩みのお相手がカップさん率がとても高いです。

そして反対に、ペンタクルさん率は限りなく低い。

 

この差は一体何だと思いますか?

 

 

それは、男性側の恋愛観や女性との向き合い方の違いです。

 

カップさんは自由人気質で恋愛体質、枠にはまらず縛られたくないタイプ。

 

ペンタクルさんは安定志向で現実主義、懐が広くどんな感情も吸収するタイプ。

 

 

ペンタクルさんは責任感が強く、おもいやりがあり自分のテリトリー内の人を守り抜こうとします。

よっぽどのことが無い限り人を見限らず、利用しようともしません。

頑固で慎重なのも経営者気質が故。

 

出来ないことや思ってもいないことを口には出さないから、彼らの言ったことには真実味があり信頼できます。

 

以前美しいスプレッドは滅多に見ないとお伝えしましたが、胸打たれるスプレッドを描くのはお相手がペンタクルさん率がとても高いです。

 

それはどんな状況でも受け入れようとする、ペンタクルさんの愛情の深さや覚悟がにじみ出ているから。

 

恋愛において浮気をする率が最も低いのも特徴です。

 

お付き合いするには時間がかかりますし、刺激とは真逆な穏やかさはつまらないと感じてしまうかもしれないけれど。

 

やはりこんな男性とのお付き合い程、安定したものはありません。

どこにも行かないし、見守っていてくれる安心感があるから、まず女性を不安にさせないんです。

 

 

 

そこにきてカップ気質の男性陣は全く真逆を生きています。

 

その場のノリや気分で言っていることがコロコロ変わったり。

軽快な雰囲気に恋愛の匂い。

無邪気な振る舞いについ心を開きたくなる。

 

カメレオンのようにその場に合わせて仮面をかぶれる器用さ。

皆が自分を好きでいてほしい。

嫌われることを極端に嫌い、女性性の強さが情緒を不安定にさせる。

 

 

母性に直接訴えかけてくるから、心の深いところまで入り込んで追い出せない。

守ってあげたい。

わかってあげられるのは私だけ。

 

 

このような男性を選んでしまうと、振り回されたり利用されたりと、幸せとはほど遠い恋に身を投じることになります。

そしてそんな恋愛にはまりやすい女性には、共通点があることに気づきました。

 

次にその共通点を2つ、詳しくお話ししたいと思います。

 

愛されることが自分の価値だと思っていませんか?


一宮ゆり|タロット占い師|ブログ【よるの恋ちゃ】

共通点その①

「愛される=自分の価値」

 

これは人間関係にも言える事ですが、人から必要とされることで自分の価値を見出す女性は、今一度ご自身を見直してみてほしいです。

 

 

人の役に立たなければ、自分には価値がない。

人に愛されない自分は、女性としての価値がない。

 

 

これらはただの妄想です。

この考えに支配されてしまうと、自分らしい生き方が困難になります。

 

やめましょう。

人としての尊厳を失うことになりかねません。

 

 

人は誰しも生まれたことに意味があり、価値のない人なんていません。

 

自分の価値は自分で決めるんです。

 

 

 

そしてその価値に気づくためのツールとして、恋愛はあるんです。

お互いに違った価値観を感じ、刺激し合いながら支え合うためにパートナーシップを築く。

 

 

自己犠牲を強いるような恋のお相手は、害でしかありません。

依存性の高い、一種の麻薬です。

 

愛情の希薄な男性に恋をすると、女性は無理をしてしまう。

自分の身を削ってでも愛されようとします。

 

 

その根本的な問題はお相手ではなく、無条件に愛される経験が少ない女性側にあります。

 

 

彼の役に立てないと愛してもらえない。

実際に利己主義な男性は、損得勘定で女性を選ぶ傾向にあります。

それは「使える、使えない」が人間関係のベースにあるから。

 

 

彼に必要とされないと自分の価値を見出せない。

嗅覚の鋭い男性は、他人軸で生きている女性に近づいてきます。

それは寂しそうで満たされない女性の方が、自分の思い通りに動かしやすいから。

 

 

 

ここまで書いてきて、一番私がお伝えしたい事があります。

 

それは自分が肯定されるか否定されるかを、相手の反応に委ねないでほしいんです。

 

自分の軸を預けられるほど、その方は価値ある人なのでしょうか。

 

自分の軸を預けるからこそ、価値ある人であるはずだと思いたいだけではないでしょうか。

 

 

その辺りがけっこう曖昧な女性が、苦しい恋に溺れやすいように感じます。

 

私はよく「そもそも論」という言葉を使うのですが、

 

そもそもその方は、誠実でしたか?

人として尊敬できる方だったでしょうか。

 

パートナー選びの際、お相手の人となりを十分に見ないうちに、彼へのイメージを作り上げていませんか?

その作り上げたイメージのお相手に恋をして、尽くそうとして、愛されようと必死になる。

 

理想と現実のギャップに苦しむのは、目に見えていますよね。

 

 

 

自分の軸を預けることで充足感を感じたいのであれば、尚更お相手は慎重に選ばなければいけません。

 

振り回しやすい男性がやっぱり好きというのであれば、自分軸をしっかりと握りしめておかなければなりません。

 

簡単に振り回されてしまう女性に、気分屋でいたずらっ子な男性は決して本気にはなってくれませんよ。

 

男性の恋愛観ってそんなに複雑じゃないですよ。


一宮ゆり|タロット占い師|ブログ【よるの恋ちゃ】

共通点その②

「コントロールしたい」

 

これは女性側の問題ですが、恋愛を思い通りに進めようとする女性ほど、男性側に理想を押し付ける傾向にあります。

 

それは分かりやすくわがままを言ったり、怒ったりするだけじゃないんです。

 

尽くすことで、お相手の思い通りに動くことで、巡り巡って自分の得になるように動く。

 

お相手が自分を愛するように、コントロールしようとしてるんです。

 

 

聞き分けのいい私。

気遣える私。

期待に応える私。

 

さぁ、大切にしてください。と。

 

 

そしてお相手を自分に依存させようとする。

 

共依存関係のカップルをたくさん見てきましたが、お互いに甘えが出るので長続きしづらい印象があります。

関係がなぁなぁになってしまう。

 

お相手は尽くされることに慣れ、気遣われることが当たり前になるから、女性に対する扱いは雑になります。

 

「彼女はこういうのが好きなんだろう。」

と都合のいい解釈をしちゃう。

 

 

いつか愛されるために今尽くしてるのに。

いつか大切にされるために彼を優先してるのに。

 

愛情の矛先を自分に向けさせるために、我慢していい子にして愛情深さをアピールする。

 

 

 

これは持論ですが、男性はかなりシンプルな考え方をします。

 

女性は好きになった男性には特に、複雑な感情を期待するかもしれないけれど。

学生の頃から女の子より男友達の多かった私は、ある意味男性に対してあまり期待はしていません。

 

ロマンチストなタイプは惚れっぽいし、現実的なタイプはじれったい。

悩む期間は短いし、他のことに集中したり方向転換することで気は紛れる。

男同士で集まれば不幸話に花は咲いちゃうし、まぁいいやって引きずってもくれない。

 

女性の前では大人しく悩んでるフリができてしまう。

 

素の状態は怒られるってわかってるから、褒めてみたり優しくしてみたり。

その場では多少考えて動くけど、心の中ではペロって舌を出していたりする。

 

 

コントロールされてるフリをしてる男性の方が、案外多いのではないかな。

 

よくあるじゃない?

奥様のいる芸人さんの色々なエピソード。

あれはかなりリアルな内容だと思うんです。

 

男同士集まると大体あんな感じよね。笑

女の子と遊んだりする不倫エピソードも、スピリチュアルよりリアルで現実味があります。

 

 

恋愛はコントロールできないもの。

男性側も差し引きしながら上手に生きていますし、お相手の感情はこちらがどうこうできるものでは無いんです。

 

女性を大切にする方は最初から大切にしてくれるし、物事に誠実な方は最初から誠実です。

 

 

動かせないものに一喜一憂するよりも、優先するべきは自分の方向性を定めること。

 

今目の前にある現状をよく見て、そういう状態の彼とどう付き合っていくかを考えた方が建設的です。

こうだろう、あぁなはずだ、は妄想だよね。

 

それは現実とのギャップを自ら生み出して、知らず知らずのうちに自分の首を絞めてしまう。

 

 

本当の彼は、うんと子供っぽい男の子かもしれないですよ(*^^*)

 

しっかり見極めて、等身大の彼を愛せるかどうか自問自答してみてほしいです。 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

常に対等な立場で感謝の気持ちを素直に抱き合える関係が、私の理想です。

それは恋愛だけではなく、普段から人間関係を作る上でも意識しています。

自分なりの基準をもっておくと人間関係にも変化が出て、今よりずっと生きやすくなりますよ。

ではでは。

 

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