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タロットカード【Ⅰ.The Magician】大アルカナの魔術師について考察する。


タロット占い師一宮ゆりのブログ【よるの恋ちゃ】

こんにちは!

来月からのタロットレッスンの準備で頭の中がいっぱいな、占い師の一宮ゆりです(*ノωノ)

初回は皆さん同じメニューでカウンセリングさせていただいて、おひとりおひとりに合わせたメニューをご案内いたします。

今はそのメニュー作りにもがいています。笑

レッスンにご参加いただける方向けにシークレットページも作る予定。

 

【いかに最短で理解して楽しみながら実践できるのか 】

 

もう手帳に大きく書いて、常に意識しながら作っています(*^^*)

難しいと言われることの多いタロットのイメージが、少しでも変わってくれればいいな。

 

これまでタロット基礎Lessonページやブログの占いノートでも、タロット占いについてたくさん触れてきました。

 

タロットレッスンはいよいよオンライン。

実際にお顔を合わせながらお話しできるのを、とても楽しみにしています。

詳細は2月に入ってからホームページにてお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします(*_ _)

 

 

 

さてさて、今回も前回に引き続きタロット考察シリーズです。

テーマのカードは「魔術師」

それではいきましょう♫

 

魔術師の基本的な解釈とキーワード


タロット占い師一宮ゆりのブログ【よるの恋ちゃ】

《描かれているモチーフ》

 

番号〈1〉

始まりの数字。

「無」から生まれる大きなエネルギー。

 

インフィニティマーク

頭の上のマーク。無限の象徴。

 

腰帯

口で尾をくわえている蛇のベルト。

大蛇ウロボロスとされ無限性や全能を表す。

 

テーブルの上の道具

カップ、ソード、ワンド、ペンタクル。

タロットに欠かせない4つのスートの象徴。

四大元素を表し神具のような描かれ方から、神との交信をしているとも言われています。

 

赤いバラと白百合

赤薔薇は情熱、白百合は聖母マリアの花で意味は「純潔」

 

ポーズ

天に掲げた杖から、神の力を地上に降ろす。

天と地をつなぐ「Ⅰ」を体現している。

 

 

 

《基本的なカード解説》

現在の絵柄になったのはウェイト版からで、マルセイユ版の絵柄は大道芸人(奇術師)として描かれています。

逆位置の意味がペテン師や詐欺師というキーワードはここからきています。

手持ちの道具を使って商売をしていると捉えられ、外交官との説も。

ウェイト版の魔法使いの風貌が最もポピュラーで、西洋魔術感がぐっと増しています。

 

キーワード

《正》始まり・創意工夫・自覚・集中・自信・可能性を切り開く・器用

《逆》自信が無い・希望を失う・消極的・実力不足・悪知恵・詐欺

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、ものごとの良いスタートや新生活を表します。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、ものごとを始めるには準備不足の状態や停滞を表します。

 

大アルカナの始まりは魔術師から。


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え、始まりのカードは「愚者」じゃないの?

 

と疑問に思った方も多いかもしれませんが、大アルカナの1番目のカードは魔術師です。

 

そもそも「愚者」に数字は割り当てられていなかったのを、19世紀の黄金の夜明け団時代に番号が振られたとされています。

(「愚者」はどこにでも存在しているカードなので、「世界」の次のページで紹介されている解説本もあります。)

 

 

 

物事のスタート。

無いものを作り出そうとする大きなエネルギーを表している。

 

テーブルの上の4つのスートや不思議なポーズ。

これを考えた人は楽しかっただろうな。

 

一枚のカードにたくさんの要素を隠して、読み手の潜在意識の扉をノックしてくれます。

 

 

 

私が一番好きな頭上のインフィニティマーク(8の字が横になったもの)は、終わりも始まりもない輪廻転生を示してるんじゃないかなって思うんです。

 

21番の「世界」にいったらまた戻ってきなさいよ、と言われてるみたい。

 

「愚者」が持ってる白百合は「魔術師」に描かれてる百合なんじゃないかなとか。

「世界」が持っている杖の二本目は、地上を旅して得たものなんじゃないかとか。

 

 

魔術師は大アルカナの始まりであり、全てのカードは魔術師から始まっている。

 

 

 

天と地をつないで無限に行き来をしながら修行をする。

魔女や魔術師など神秘主義が今よりもずっと身近だった時代。

 

現代にも語り継がれる魔法の世界を象徴しているようで、私はとてもロマンを感じてしまいます(*^^*)

 

魔術師に対する私なりのあるある。


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まず最初のあるあるはやっぱりこれ。

 

魔術師は一番覚えやすくて読みやすいカード。

 

なぜならだいたいタロットのお勉強をしようと思うと最初に出てくるから。笑

 

タロットを過去にやってみようと思った方は、大体魔術師の意味は知ってるんじゃないかな(*^^*)

 

私も例外なくその一人でした。

学生の頃は魔術師が出ると自信をもってリーディングしてたな。笑

  

 

 

それともう一つ。

「全ての始まりは魔術師から」というのが私の解釈で、私にとって魔術師は壮大な物語の案内人です。

 

そう、ロード・オブ・ザ・リングのガンダルフみたいな。

→指輪物語の大ファン(*ノωノ)

ガンダルフがビルボ・バギンズを尋ねたところから物語が始まるような感じ。

 

 

魔術師はロールプレイングゲームの初期設定みたいなもので、キャラクターをどの属性にするか、目的は地上で修行して理を得ること、といった設定が詰め込まれているように感じています。

 

学生時代から漫画やアニメが大好きなので、ついつい冒険物の第一話を観てるような気分になっちゃう。 笑

 

これもたぶん私だけあるあるかな。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2月に入ったらオンラインレッスンの詳細をお知らせいたしますので、興味のある方は今からタロットをご準備いただき基礎レッスンページに目を通してくださるとうれしいです。

来週はネガティブな感情について書いてみようかな。

人生で初めてなんじゃないかというくらい、とことん向き合ってみたいと思います(*^^*)

ではでは。

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