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タロットカード【XⅥ.THE TOWER】大アルカナの塔について考察する。


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こんばんは!

YouTubeを撮影するタイミングをことごとく逃している、タロット占い師の一宮ゆりです。焦

最近はInstagramや楽天ROOMからいらっしゃるお客様も増えてきて、今まで以上にたくさんの方とメッセージのやり取りをさせていただいてます(*^^*)

 

そろそろ撮影時間しっかりとらないと。

お題は決まってるので、来週アップします。

↑と自分のお尻を自分で叩いておく。笑

 

 

さてさて、今回は先週に引き続きタロット考察です。

 

大アルカナ第16番目のカード【塔】

見るからに不吉なこのカード。

死神さんと同じくらい苦手意識のある方もいらっしゃるかもしれないですね(*‘ω‘ *)

 

私も鑑定で塔が出たときだけは、お客様にも警告したり回避する方法をご相談したりします。

 

占い師の中でも見解が分かれるカードなので、どの解釈を採用するかは読者様次第です。

今回も私自身の解釈も交えながら掘り下げていきたいと思います(*^^*)

 

それではいきましょう♫

 

塔の基本的な解釈とキーワード


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《描かれているモチーフ》

 

伝統的な解釈は「神の家」=キリスト教の教会の俗称

バベルの塔という説もある

 

神の聖なる力

天からの啓示

 

王冠

現世の絶対的権力

 

吹きあがる炎

破壊と創造のエネルギー

 

2人の人物

逆さまになる姿から視点を180度変えることを象徴

 

 

《基本的なカード解説》

突然のアクシデントを受けて、天地がひっくり返るカード。

アクシデントの強弱をカードの向き(正逆)で計る。

固定された価値観の崩壊を意味し、築き上げたものが失われることを示唆。

逆位置ならまだ回避の余地あり。

正位置の場合は避けて通れないことも。 

 

 

 

キーワード

《正》転落・崩壊・トラブル・突然の変化・衝撃・事故・怪我・病気・手術

《逆》不安定な状態が続く・受難・緊張状態・困難・限界ギリギリ・紛争

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、突発的で大きなアクシデントに見舞われる暗示。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、不安定で小さなトラブルが長く続くことを暗示。

 

塔の災難は工夫次第で回避できる場合もあります。


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塔は大アルカナで唯一、正位置も逆位置も悪い意味のカードになります。

 

正位置なら思いがけない大きなアクシデント。

事故や病気など、現状からは想像できない突発的なものが含まれています。

 

私の鑑定で多いのが、塔が正位置で出たときはどちらかの浮気が発覚する可能性が非常に高いです。

 

あと、昨年の4月から電話鑑定を始めたこともあり、コロナの感染率も高めです。

 

鑑定の内容や質問の種類に関係なく、事故や病気を暗示することもあり、とてもリーディングに気を遣うカードでもあるんですよね。

 

いたずらにお客様を怖がらせてしまうことは避けたいし、でも何かあった時にあの時ちゃんと伝えておけば、ということにもなりかねませんし( ;∀;)

 

 

回避方法も様々で、ちょっと意識しておくだけで良いときもあります。

 

例えば車の運転。

安全運転を意識して過ごしたり、なるべく運転する機会を減らすだけでも事故を避けられたりする。

 

例えば自分自身の浮気。

携帯にロックをかけておいたり、LINEのポップアップ機能をオフにしておくだけでも回避できるかもしれません。

その時期だけなるべく相手に会わないようにしたりね。

 

 

 

そして逆位置で出た時はちょっと厄介です。

それは想定内の出来事でいざこざが長引く可能性が高いから。

もう既に表面化していたり、「こうなったらヤダな」みたいなことが現実になる。

 

正位置の方が起こった時の衝撃は大きいけど、怖がる暇も無いくらい急にやってくる感じ。

 

私はむしろ逆位置の方が、心配したり怖がったり悩む期間が長くなるので精神的ダメージが高いと思っています。

 

そして回避するのも本人の努力が最も必要になります。

 

なぜかというと、その問題自体が根深いものがほとんどだから。

価値観を180度変えるくらいの努力を強いられるかもしれません。

 

上手に順応できればいいけれど、それができてたらそもそも今の状況にはなってないよねってお話しになる訳で。

 

 

アドバイスする側も、お客様が最も受け入れやすい回避方法を探る必要があるんです。

私はそこをじっくりやるタイプ。笑

 

なんとか回避したい。

いや、絶対回避するんだ。

 

くらいの気持ちで様々な角度からお話しさせていただいています(*^^*)

時には土に足を突っ込みなさい、という一風変わったアドバイスになったり。笑

↑わかる方にはわかるはず

 

正逆どちらにせよ出ないに越したことはありませんが、出てしまえば状況は厳しいと理解しておきましょう。

 

 

塔に対する私なりのあるある。


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塔に対する私なりのあるあるは

 

【強制的な方向転換】です。

 

 

約2年前、私自身を占っていると翌月の運勢に塔の正位置が出てきたことがありました。

 

夢でも事故にまつわる内容を頻繁に見ていたので、いつ頃のことだろうかと心配していたんですね。

 

とにかく電車通勤でしたから、ホームの先頭に立たないようにしたり横断歩道では後ろの方で信号待ちしたりしてました。

 

しかし6月4日に見事に朝いちで階段から落ちまして、病院直行の即入院となったわけです。

 

「これか~~~!!!」

 

って心の底で叫んだよね。笑

 

思っていた以上に重症で先生の表情でその深刻度も理解したけど、なぜか今までの予兆がこの事だったのかと合点がいってスッキリしてるところもあって。

 

今思えば命があっただけでもありがたいって感じるくらい、思いがけない衝撃的なアクシデントでした。

 

 

そして塔にもレベルがあるのかなって、そのとき思ったんです。

 

例えばレベル1~10まであるとしたら、今回は間違いなく高レベルであろうと。

 

高レベルの塔は回避不可じゃん!って身をもって経験したこともあり、占う段階でその度合いを注視するべきだと学びました。

 

そして高レベルな塔を経験した後には、180度方向転換を余儀なくされることも。

 

私の場合は右足首が曲がらず歩行困難になってしまい、リハビリでなんとか歩けるところまで回復しましたが仕事は退職せざるおえませんでした。

 

だがしかし!

私は逆境に強いペンタクルのクイーンなので、そこからすぐに占い師を本業にしようと動くことができたんです。

 

背中を押してくれた家族や友人知人、お世話になった医療従事者の方たちの存在も大きくて、本当に助けられました。

 

いつか起業できたらと何年も温めていた計画やアイデアはたくさんノートに書き留めていたから、それを占い師用に応用し順序立てて実行したんです。

 

塔は築き上げたものを一瞬で失ってしまうこともあるけれど、そこからどう這い上がればいいのかを考えるきっかけも与えてくれる重要なカードです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

事故の後も一度だけ塔が出てきた月がありました。

その時は息子が手首を骨折したので、占っている本人だけじゃなく周囲で起こる災難っていう場合もあるんですよね。

それからは、塔が出たらどんな種類の災難で何レベルくらいなのかを意識して見るようにしています。

大体レベル1~5くらいのことがほとんどですから、私の鑑定で出てきてもあまり怖がらないでくださいね(*^^*)

ではでは。

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