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タロットカード【Pentacles.Ⅳ】小アルカナのペンタクルの4について考察する。


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こんばんは!

ガーデニング中にうっかりバケツにつまずいてしまい骨折してた方の足をさらに負傷した、タロット占い師の一宮ゆりです。笑

皮膚感覚がほとんど無い方の足だから、どのくらい酷いかわからず。

とりあえずレントゲン撮ったら打撲だったので良かった(*^^*)

技師さんの表情でケガの程度がわかってしまうくらいお世話になった病院だったので、先生のお顔も見れて嬉しかったな。

 

タロット占い師を本業にするきっかけをくれた病院でもあるので、原点に返ったような気がして改めて背筋が伸びました。

 

さあさあ、そして今回はタロット考察です。

5月はお休みをいただいていた分、気合を入れて書いてみたいと思います!

 

[ペンタクル第4番]

早速いきましょう♪

 

【ペンタクル4】の基本的な解釈とキーワード


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《描かれているモチーフ》

 

王冠を被った人物

頭の先から足の先まで守りに徹するポーズ

 

背景に描かれている建物

物質社会

栄えている街

 

 

《基本的なカード解説》 

王冠を被った人物は高い立場を表しています。

コインを抱え込む姿から、物質に対する執着や権利を所有することを暗示しています。守りに徹し「保守」を貫く姿勢からかたくなな印象を与えます。

 

 

キーワード

《正》所有・保証・権利を持つ・執着・相続・財産・保守・獲得

《逆》権利を主張する・流れに逆らう・発展の妨害

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、所有しているものを守ることを示唆。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、所有しているものを手放すことを示唆。

 

ペンタクルの4は譲れないものを守っている。


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一般的にペンタクルの4は、その絵柄から「執着」を表すと言われています。

 

私自身も「執着がある」と呼んでいますが、そのニュアンスは一般のそれとは違っています。

 

ペンタクル女子の私からすると「執着」は悪いことではありません(*‘ω‘ *)

 

例えば私はアパレルの店長をしていましたが、「店長」という立場に執着がありました。

なぜかというと、店長でいれば仕入れる新作のお洋服たちを展示会で直接注文できるからです。

 

例えば私は夫の「セラのパートナー」という立場に執着があります。

なぜかというと、私の嫌な部分も全部飲み込んでやり過ごしながら愛してくれる男性は彼しかいないからです。

 

例えば私は「タロット占い師」という立場に執着があります。

なぜかというと、タロットが心底好きで占い師でいれば仕事として沢山の方の人生を占うことができるからです。

 

例えば私は「生きること」に執着があります。

なぜかというと、自暴自棄になったり事故にあったりして死ぬ程の思いもしたけど、もしあの時人生が終わっていたら後悔したなって思うくらい沢山の方に救われて、その恩返しをしなければいけないと思っているからです。

 

例えば私は「息子を育てること」に執着があります。

なぜかというと、息子が生まれた時からこの子はどんなことがあっても必ず私が守ると誓ったからです。

 

書き出せばまだまだ執着は絶えません。笑

要するに執着心が無ければ人生は味気ないものになってしまうということ。

 

正位置の場合は執着を肯定的に捉えるので、「譲れないもの」というニュアンスで捉えています。

 

そして逆位置の場合は「執着を手放す」と読みますが、そこには「護りきれない」というニュアンスをはらんでいます。

先ほど書き出した私の執着している事柄に固執するあまり、臨機応変に立ち回れず結局手放すことになるって感じかな。

 

盲目的になるのは怖いもんね。

周囲に気を配りつつ執着していこう。笑

 

ペンタクル4に対する私なりのあるある。


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ペンタクルの4に対する私なりのあるあるは

 

「出たらけっこう嬉しい」

「これは聞く耳持たないな」

のどちらかです。笑

 

まずは「出たらけっこう嬉しい」から

男女の関係がある(又はあった)お2人に出てきた場合、お相手の気持ちで出てくると私は密かにニヤッとしてしまう(*ノωノ)

それはお客様に対してお相手の方がまだ執着している、という可能性が高いから。

 

お付き合い中であれば、どれだけ喧嘩をしたり別れ話をしたとしても「手放したくない」と心の底では思っている。

別れたのに連絡が来たりするのも、まだお相手の中に執着心があるから。

 

 

それとは逆に「これは聞く耳持たないな」の場合。

お付き合いに発展する可能性の低いお相手に出てくると、何かに執着をしているからこちらには意識が向かない状態だったり、変わりたくないと頑なに動こうとしないことがほとんどです。

 

 

補足としてどちらで読むかの判断は、一概にお付き合いの有無で決めているわけでは無いんです。

出てきたカードの配置や顔ぶれが恋愛の感情があるかどうかの目安になるので、スプレッドを開けば判断は明らかなんじゃないかな。

 

男女の関係であっても愛情が無ければ、他のことに執着があるというカードの顔ぶれになるはず。

その逆もしかり。

片思い中だったとしてもお相手に執着が生まれるほど関わっていれば、愛情に溢れるカードの顔ぶれになるはず。

どちらにしろあえてこの子が出てくる時は、お相手は何らかの対象に強い想いを向けていると感じます。

 

できれば想い人に執着される女になりたいって思うのは私だけだろうか。笑

 

 

ペンタクルの4を通して執着は悪いことでは無いと熱弁してきましたが、執着と似て非なる感情があります。

それは負の連鎖を引き起こす「依存」です。

アルコール依存

薬物依存

恋愛依存

スピリチュアル依存etc...


以前執着と依存についての記事を書きましたが、依存心は誰も幸せにできない負の感情です。

ここが執着と混同されがちだから「執着を手放しましょう」っていうワードが溢れてるんですよね。

そこ手放したら逃げ癖がついたり何も成せない人になったりしないのかな。

 

物質や立場だけでなく、心に固く誓った想いや譲れないものがあるからこそ、人は前を向いて一歩踏み出せるんだと思う。

まぁ、盲目的になってしまえば依存と同じだから紙一重ではあるよね。

なんて、久しぶりのブログで語り癖が出てしまった。笑

今回はこの辺にしておきます(*^^*)

ではでは。

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