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私がタロットで見ている属性は統計学とは全く違う魂のルーツ。


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い

こんばんは!

夏は薔薇の開花も小休止させていることもあり、観葉植物にドハマり中のタロット占い師の一宮ゆりです。笑

やっぱり元気のいい葉を見ると生活にハリが出ますよね(*^^*)

サロン3周年記念にいただいたフィカスさんも30cm伸びて、ハート型の葉もだいぶ大きくなりました。

他にもヘデラ、ペペロミア、アジアンタム、シンゴニュームが好き。

今はムーンラグーンを探し中。

なんだか呪文のよう。笑

 

 

さてさて、今回は久しぶりにシリーズものじゃない記事を書いていこうと思います。

 

YouTubeでもアップした属性あるある。

私がタロット鑑定でお話ししている「属性」について、けっこう誤解もあるのかなと思いまして、一度きちんと文章にしておこうと思います(*^^*)

 

誤解の中で一番多いのが「私は○○座で水属性のはずなんですがなぜ先生の鑑定では火属性なのでしょうか?」のように、命術の属性と混同されてしまうという点。

 

五行説がベースの占いに慣れてる方だと、さらにややこしい状態になります( ;∀;)

 

毎回説明するのは大変なのでこの機会に、「この記事をご一読ください」って言えるようにしたいと思います。笑

 

それではいきましょう。

 

コートカードが属性を教えてくれる。


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い

まずはノーブルスタイルの占術に欠かせない、コートカードからお話しします。

 

タロットには16人の宮廷札と呼ばれるコートカードが存在しています。

 

私はそのコートカードをメインとする独自の占術で、中学生の頃から今に至るまでたくさんの方を鑑定してきました。

 

 

コートカードは4つの属性に対応しています。

 

火=ワンド

風=ソード

水=カップ

土=ペンタクル

 

この4つの属性を四大元素と呼び、私はコートカードをその属性の特徴に合わせて人物像を決定しています。

 

4つの属性に4つの階級、さらに正逆あわせて32パターンの人物像にあてはめて占っています。

 

 

では、どうやってその人の属性を特定しているのか。

 

それは引いたカードが教えてくれます

 

だってタロット占い師だもん。笑

カードを引けば、ちゃんと出てくる、ハズ(*‘ω‘ *)

 

他にも特定の方法はいくつかあり、講座でお話ししていますのでこちらでは割愛させていただきますが、基本的にはカードを引くだけです。

 

例えば私がセラを占うと、大体カップのナイトが出てきます。

逆にセラが私を占っても、大体ペンタクルのクイーンが出てきます。

過去のYouTubeでも実証済み(セラは自分をキングで出してたけどね。笑)

 

対象者のエネルギーがどの属性かによって、スプレッドにカードの属性傾向やコートカードが出現します。

 

ここが引けるか引けないかは、どれだけ自分にコートカードを落とし込めているか。

タロットとの間にどれだけの共通認識を蓄えられているかがカギ。

 

 

よく私はお水さんは引きが良いよってお話しをするときがあるんですけど、水属性ってもともと潜在意識担当だからかコートカードの引きが抜群に良いです。

 

風さんは本質を言い当てる力がズバ抜けてるし、火さんはコートカードのロジックを最速で吸収する。

土さんはそうだな。

やっぱり考察かな。

私が一番得意とする様々な角度から考察することに長けてる。

 

こんなふうに、タロット占いひとつとっても属性それぞれに全く違う特性があってとても面白いんです。

 

では次に、命術で導き出す属性との違いについてお話しします。

 

私が見ている属性は魂。命術はキャラクター設定。


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生年月日から運勢を導き出す命術は、世界中で高い人気を誇る占術のひとつです。

 

生まれた年、月、日、時間から性格や一生分の運勢が決まるとされている占術なので、私も昔から結婚の時期や新しいことを始める時期など、宿曜や数秘術を使って独学で占ってきました。

 

で、鑑定をしていてよく話題に出ていたのが西洋占星術の太陽星座における属性の質問です。

 

例えば、私は牡牛座なので西洋占星術でも土属性になり、コートカードもペンタクルクイーンなので土属性でズレはないです。

 

しかし、夫のセラは天秤座で本来は風属性にあたりますが、コートカードはカップのナイトで水属性になり属性が違います。

 

私の息子も獅子座で火属性ですが、コートカードはペンタクルペイジで土属性です。

 

みんな書いちゃったからアレなんですが、私の家族は占星術で言えば火と風と土の家族ですが、私の占いでは水と土の家族ということになります。

 

私はこの矛盾と20年以上戦ってきました。

 

そして30歳の頃、一つの仮説を立てました。

 

それは、

輪廻転生を繰り返す中で抜け出た魂の属性は変わらないのではないか

といったものです。

なんとなく図にしてみました(*‘ω‘ *)

 

仮に命術から導き出す属性を「肉体の属性」とします。

 

ここには今世で授かった遺伝子レベルの情報も含め、生まれたときに決定されたその人の属性のことを指します。

 

ゲームなら最初のキャラクター設定です。

ファンタジーRPGをプレイする時に最初にキャラクター設定をしますが、属性はそのキャラクターの種族みたいなものかなと。

ドワーフとかエルフみたいな。

※画像だと水色の人と緑の人

 

で、実際にプレイしているのは画面の外にいるプレイヤーですよね。

 

ゲームは何度でもキャラクターを変えることができますが、プレイしている人は変わらないです。

 

 

このプレイヤーが「魂の属性」とすればなんとなく伝わるでしょうか。

※画像だとハートの部分。

 

 

私がタロットで見ているのはこの「魂の属性」です。

お客様の「肉体の属性」ではないんです。

 

なのでお申し込みの際も生年月日はお聞きしていません。

それは魂の属性を先入観なく見たいのもあるし、そもそもタロット占いには必要ないものだからです。

 

命術の中で私のタロットとリンクするのは、宿曜の相性占いくらいかな(*‘ω‘ *)

全部試したわけじゃないけど今のところは。

 

では最後に、この属性とキャラクターの関係性をお話しします。

 

属性とキャラクターの関係性とは。


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ちょっとゲームのお話しが続きますが、例えば私のような土属性の人間が風属性のキャラクターを操作したとしても、プレイスタイルは土属性だったりします。

 

解説すると

風属性のキャラクターの場合、合理的かつ迅速に行動し最速でボス戦までいく戦士タイプになります。

あくまでイメージです。笑

 

だがしかしっ!

土属性の私がその戦士のプレイヤーになって物語を進めていくと、全ての村人の話を聞きまくり民家の棚という棚を開けまくってアイテムをゲットし、各町で発生するサブクエは地道にひとつずつクリアしていきます。

 

戦士がアツモリ(集まれどうぶつの森)やってる感じ。笑

 

 

このロジックをリアルに落とし込むと、今世のキャラクター設定は風属性でどんどん動きたいのに、魂が土属性だから慎重になっちゃってめちゃくちゃ足引っ張る、みたいになる。

 

相性が良い属性同士ならさほど問題ないですが、相性の悪いもの同士になると潜在意識下で属性がぶつかり合うので、その人の中で葛藤が生まれやすい状態となっていきます。

 

 

特に私の鑑定では、この生きにくさを強く感じている方達を見させていただく機会が多く、占い師としての私の一生の課題だと思っています。

 

この魂と肉体のぶつかり合いのようなものは一生続く可能性が高いから、上手に付き合っていく方法やバランスを保つために出来ることなど、仮説を立ててから10年間今でも日々模索しています。

 

そして、その解決法を探る上で必要だったのが、私の場合は命術ではなく心理学だったんです。

 

もちろん命術も大好きだし、お客様からご希望があれば2回目の鑑定から命術を取り入れることもあります。

 

それでも、いくら生年月日や血液型、家族構成などデータを集めても、その人の属性についてコートカードを超えたことは今まで一度もありません。

あくまで私の場合は、ですが。

 

この魂の属性についてはタロットと同様、日々勉強だと思っているのでゴールのない学びを一生続けられることに魂燃やしながら生きていこうと思ってます。笑

土は燃えにくいけど、頑張る。

 

 

◆補足

輪廻転生や西洋におけるその是非についてこの回では触れていませんが、ノーブルスタイルは講座のメニューも含め輪廻転生をベースに占術を構成しています。

 

最後までお読みいいただき、ありがとうございました。

近年の命術は細分化され過ぎてどんどん複雑になっていますが、私の見ている属性はとてもシンプルな考え方をします。

顕在意識をフルに使う統計学では味わえない潜在意識の魂が創りだす世界って、なんだかとてもロマンを感じてしまうんですよね。

ペンタクルは統計大好きなんだけどな。笑

深く考えすぎた故、答えのないものの方が面白く感じてしまうのかもしれません(*^^*)

ではでは。

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