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タロットカード【XⅧ.THE MOON】大アルカナの月について考察する。


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こんばんは!

2回目のワクチン接種を終えたのですが副作用が無さ過ぎて心配になっている、タロット占い師の一宮ゆりです。笑

年配の方の方が副作用出にくいんだよね?

ってことは?

なんてお風呂でも考えを巡らせていました。笑

 

まぁ、いっか(*‘ω‘ *)

 

 

よしっ!

ではでは、今回もタロット考察です。

 

大アルカナ第18番目のカード【月】

 

ついにこれを書かなければいけないのか。

今回は大荒れの予感⁉

 

なぜなら私の月の解釈は、一般的なそれとは完全に真逆だからです(*ノωノ)

 

タロット講座の生徒さんにはどちらを採用するかはお任せしているので、無理に私に合わせなくていいですからね。

もし気に入っていただけたら、もちろん採用してくださって大丈夫です(*^^*)

 

 

それでは早速いきましょう♬

 

月の基本的な解釈とキーワード


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《描かれているモチーフ》

 

女性を象徴

真実への導きを与える

 

2つの塔

21番目の「世界」への入り口

 

2匹の動物

狼=自己の内面における動物的本能

犬=理性や社会性

 

月のしずく

月のエネルギー

精神性を象徴

 

ザリガニ

人の意を介さない下等な生き物

本能的な衝動

 

水たまり

感情を象徴

 

 

 

《基本的なカード解説》 

不安で先が見えない状態。

精神的に不安定で迷ったり恐れを抱いたりするが、実際はそこまで状況は悪くないといったこともあります。

あくまで心の中の状態を表すので、本当にそこまで不安になる必要があるのか、周囲を取り巻く環境に注意しながらリーディングします。

 

 

キーワード

《正》不安定・不安・悩み・迷い・恐れ

《逆》迷いの解消・安心・光明・クリアな視界

 

一宮の解釈

《正》光明・希望がある・迷いの解消・時が満ちる

《逆》真っ暗闇・希望が無い・恐れ・迷い・疑心暗鬼

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、精神状態が不安定でも月明りが照らし希望があることを示唆。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、精神状態が不安定で光が闇に隠されて希望が無いことを示唆。

 

月の逆位置は沈むのではなく食われるのです。


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突然ですが、なぜ月が逆位置で太陽が昇ると解釈するのでしょうか?

 

どの解説書を見ても

 

月の正位置は恐れや不安のような陰の要素

月の逆位置は誤解や不安が晴れる陽の要素

 

になってるんです。

 

その理由は「月が沈むと太陽が昇るから」らしい。

 

 

んん??

おかしくないですか?

 

どこに太陽が昇ってるの?

 

 

そもそも月って、大昔は大切なライフラインだったんです。

 

月は真っ暗闇を照らす強くて大きな光だから、昔から海に生きる人や砂漠に生きる人の足元を照らして道に迷わないように導いてきました。

 

真っ暗で何も見えず怖がって泣く子どもを、優しい光が照らしてなだめてくれたりね。

 

そんな無くてはならない大切な存在なのに、月が昇っていると不安や恐れを象徴するなんて。

 

 

ならどうして人は月に魅了されるのかな。

 

皆既月食やスーパームーンなど、特別な存在として認識しているのに。

 

 

、、、というのが私の見解なんです。

 

私自身、星、月、太陽は連動していると考えていて、月の逆位置が出た先の未来に太陽が正位置で出た場合のみ、運気の好転として読むことはあります。

 

 

だがしかし!

真っ暗闇に月が昇っていることが、なぜ悪いことなのか。

未だに納得のいく見解に出会ったことがありません。

 

私の中では、月の逆位置は皆既月食のようなもので、月は月としてそこにいるけれど、光を失い本来の姿を闇に隠されてしまう。

と読んでいます。

 

正位置の場合は本来の姿がそこにあり、月明かりが進むべき道を照らしていると読みます。

 

完全に一般的な解釈と真逆だから、こういう占い師もいるんだな、くらいで読んでいただけたら幸いです( ;∀;)

 

月に対する私なりのあるある。


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月に対する私なりのあるあるは、かなりロマンチックかもしれない。笑

 

平安時代の恋の歌にも度々月が引用されるように、私も月を見ると情緒的で素敵だなって思っています。

 

 

大昔に読んだ小説で(タイトルが全く思い出せない)、戦場で戦うエジプトの戦士が遠く離れ離れになってしまった恋人を想って月を見ながら言ったセリフが大好きです。

 

「今夜の月を、あの美しい人も見ているだろうか。どうか僕を想って、同じ月を見ておくれ。」

 

素敵(*ノωノ)

 

タイトルが思い出せず、このセリフをググっても出てこない。

 

学生時代に図書館で借りた本だから、ずいぶん古いものだったのかもしれません。

ご存知の方がいらっしゃればぜひ教えてください!

 

 

眠れない夜、好きな人を想い空を見上げれば、もしかしたら同じ月を見ているかもしれない。

 

どこにいても、どんな立場でも、たとえもう会えなくても、あの人も今、同じ月を見ているかもしれない。

 

そう思うとなんだか温かい気持ちになって、自然と寂しくなくなります。

 

真っ暗な心に光が差すように、優しいエネルギーにしっとりと包まれているような感覚。

 

 

月の満ち欠けは不安定な精神を表すとも言われているけれど。

 

私自身は切なく揺れ動く恋心に見えて、なんとも愛しい存在です。

 

 

そしてその感覚は素直にタロットにも反映されていて、正位置の場合は焦がれる恋心を、逆位置の場合は恋への失望を表すと読むことが多いです。

 

ここは私とタロットの25年間変わらない大切な共通認識の部分だから、曲げずに一生貫いていきたいな。笑

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回は一般的な解釈と真逆の考察になってしまいました(*^^*)

タロットをお勉強されている方は混乱してしまうかもしれないけど、占う前に「私は月をこう解釈する」ときちんと決めてからカードを引けば問題無いと思います。

大切なのは自分とタロットカードとの共通認識がブレないこと、これにつきますよ。

ではでは。

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