おはようございます！
今週はタロット講座のメニューの中でも大好きなコートカードの回を作っていて、考察と妄想が止まらないタロット占い師の一宮ゆりです。笑
もうすぐSEEKSTYLEを立ち上げてから１年半。
やりたいことだけが山積みになっていく中で、限界ギリギリまでタロットと向き合う。
そろそろ休みたいなって思ってても、ついついパソコンポチして何かしらいじくっている(*‘ω‘ *)
タロットをやってみたいって声が増えてきて、この楽しさをぜひ知ってほしくてもっと何かできないかなって考えて。
当面の間は講座のメニューを改良して定着させるのが最優先事項。
がんばります(*^^*)
はいっ！
ではでは、今回もタロット考察です。
大アルカナ第11番目のカード【正義】
運命の輪から地上界にステージが移行して一発目のカードになります。
それではいきましょう。
正義の基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
人物
法の女神テミス 。
娘のアストレアとも言われている。
裁判所や弁護士になじみ深い正義の女神はユースティティア。
天秤と剣
天秤＝公平性
物事の善悪を量る
剣＝強制力
罪を裁き不正を正す
二本の柱とヴェール
二本の柱＝肯定と否定・善と悪
ヴェール＝目には見えない隠された領域
《基本的なカード解説》
やるべきことを明確にするカード。
感情に流されずに公平な判断ができるのか、それとも私利私欲に惑わされてしまうのかを正逆で表す。いくつかあるバランスカードの中でも、正義は最も理性的でモラルを問われます。恋愛で出てくると愛情や共感とは正反対のところにあるので好ましくない。
キーワード
《正》正しい判断・公平な判断・中立・決断力・冷静さ・合理的
《逆》優柔不断・モラルの欠如・中途半端・判断に迷う・失礼
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、正しい判断やバランスの良さを表す。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、間違った判断やバランスの悪さを表す。
正義は自己の正当性を主張する。
私の個人鑑定では、恋愛のお悩みが大多数を占めています。
だからかな。
片想いや音信不通を占って、正義が出てくることがほとんどない。
出てきやすいのは離婚問題が圧倒的に多く、なぜか色々やらかしてしまった旦那様側に出てきたりします。
俺はやるべきことはやっていた！
というような世帯主としての義務は果たしていると言いたい感じです。笑
不貞行為を働いていた夫側に正義が正位置ででてきたら、反省はなく悪いとも思っていない。
まだ逆位置で出てきてくれれば、いけない事をしているという自覚はあるから話し合いの余地があります。
だからこそ、正義が出てきたときは注意が必要です。
正位置で出てきたからといって、それをタロットが正しいと言っているわけではありません。
あくまでそう本人は主張しています、という提言のようなもの。
もしモラルに反する行いをしている自分に正位置で出てきたとしても、それが許されているわけでは無いんです。
むしろ無自覚でそれを行っている危うさがある。
周囲に出ているカード達や、どんな意味合いの場所に出てきたのかをじっくり観察してほしい。
占う内容にもよりますが、正義が出てきたときこそ冷静かつ合理的に読んでいく必要があります。
私の場合は自分自身が裁判官になりきって、中立の立場から偏ったリーディングにならないようにしています。
正義は属性も風なので、思考や理性の管轄だからソードさんやペンタクルさんは得意分野なんじゃないかな。
善と悪。
白黒はっきり出てくるからね。
ただ、ペンタクルは考察メインだけどソードさんは決断メインで判断が速い。
結果は同じでも人間味のある感情が欠けてしまうから、いたずらにお客様を傷つけてしまわないよう注意が必要です。
正義はあくまで主張しているだけだと思っているので、その判断は読む側に委ねられる。
影響するのはアドバイスの部分かな。
自分は間違ってない！って思い込みがある場合は、そこを崩して諭すことが必要になる場合もあります。
それとは逆に私が悪いんですって本人は思い込んでいても、どう見ても相手が悪い場合も同じ。
タロット78枚の中で最も公平な判断が問われるカードです。
正義に対する私なりのあるある。
正義が出てくるとなぜか「ほほぅ」となるのが、私のあるあるです。笑
倫理的なペンタクルの私に正義を出してくるタロット達が、君はこの案件をどう解決する？と問題提起してきてるみたいでスピリチュアル以外のスイッチが入るんです。
スプレッドをよく考察して、ご相談者様の意見を聞き、お相手の状況をよく見て公平に判断する。
ある程度の答えが私の中に出てきたら、あとは感情や共感がどこまでできるのかを意識しながらカードを引いていきます。
基本的にはカード達が出した答えをそのままお伝えするんだけど、正義はちょっと違うんです。
正しいか間違っているかをそのまま読むのは、私にとっては恋人のカードかな。
あの子は運命が大きく働くから、あくまで天界で決められている感覚です。
ひとつ前の運命の輪から地上界にステージが変わっているからこそ、正義はあくまで人間社会のお話し。
紀元前から培われてきた人類の悔恨の念。
そこから定められた秩序やモラルといったルールが適用されています。
それは日常生活の中にもたくさんあって。
よく覚えてるのは、高校生の時に体育祭があってどうしても行きたくなかった日の朝、この正義が逆位置で出てきたんです。
他にも長距離走の練習がある日、風邪で学校を休もうとした日にも出てきたな。笑
それからピアノや習字の日に、友達と遊ぶ約束しちゃったときも。
ただ、習い事の日が彼氏のお誕生日で絶対にサボる！と心に決めていた時に正位置で出てきて、私にとって正当な理由があった場合は正位置で出るんだなって何となく理解した感じです。
学生時代は毎朝タロット(大アルカナのみ)を一枚引くのが日課でした(*^^*)
その日の象徴のような感じで、学校に行く前にぱっと一枚引いてから家を出るんです。
正義が出る時はだいたい何かしら悪だくみしてる日で、私にとっては耳の痛いカードなんですよね。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私の大アルカナ考察はけっこう感覚的なお話しが多いかもしれません。
教科書通りの基本的な解釈は、ググればたくさん出てくるから今さら私がそこをやってもあまり意味がないのかななんて思っています(*^^*)
タロット講座ともまた違うプラスアルファな部分を書いているので、講座の生徒様はざっと目を通していただければうれしいです。
ではでは。
