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タロット基礎レッスン補足②【四大元素と五行説の違い】


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い

こんばんは!

クリスマスのパーティーメニューを思案中の、タロット占い師の一宮ゆりです。悩

今年は大人な雰囲気のクリスマスにしたいけど、息子が好きなメニューを中心にするとポップになりがち。

息子用に手間をかけずにちゃっちゃと作れるオードブル多めにして、大人用のケーキに力を入れる予定です(*^^*)

 

 

さてさて、今回はタロット基礎レッスンの補足記事②になります。

 

前回はシャッフルの種類をご紹介しましたが、今回は四元素(四大元素)について基本的な考え方を掘り下げてご説明したいと思います。

 

 

はじめにお話ししておきますが、タロット占いは西洋占術で、私自身も西洋思想の人間です。

 

五行説については東洋思想になりますので、知識としては割とサラッと学んだ程度です。

 

とは言っても元々占い好きなこともあり、昔からちょこちょこ東洋思想に触れる機会もありました。

 

 

そして今回、タロット占い講座の生徒様に陰陽五行説に詳しい方がいらっしゃって、四元素と五行についての違いを質問されたので私自身の考えをまとめておこうと思います(*^^*)

 

西洋占術の四大元素は他者との分離。


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い

四大元素とは

Four Elements

フォーエレメンツ

自然界の物質の特徴を火・風・水・土の4種類に分けたもの

 

私たちが生きている地球上のすべての事象は、この4つのエレメンツの組み合わせから成り立っているとする考え方です。

 

エレメンツは異なる要素や構成成分を意味します。

それぞれの個性ともとれます。

 

「自分」と「他者」を切り離し、問題の根本にアプローチする。

 

お互いの個性を理解し、共感できない価値観を尊重するための思考法だと、私は理解しています。

 

全く違う人間同士が様々な視点から比較したり検証しながら、普遍的なルールを導き出そうとしたんだろうな(*‘ω‘ *)

 

「わたしはわたし」「あなたはあなた」

 

かなり自分軸的な考え方となっています。

 

占いにおいてのアドバイスも、物事の根本的な原因を探って問題を解決し、同じことを繰り返さないために考察することがメインとなります。

 

東洋占術の五行思想は他者との調和。


タロット占い師一宮ゆり【タロット基礎Lesson】占いの手順

五行説とは

Five Phases

ファイブフェーズ

自然界の現象の特徴を火・水・土・木・金の5種類に分けたもの

 

私たちが生きている地球上のすべての現象は、5つのフェーズで表現できるとする考え方です。

 

フェーズとは物事の局面や段階を意味します。

 

「自分」も「他者」も「自然」さえも、同じ一つのシステムの中で共存している。

 

自分が感じていることは他者とも共有できるという思相。

 

みんな同じ仲間だから、そこからはみ出たり他を害したりする思想を良しとしない傾向があります。

 

そして私が特に好きなのは、世界が一体となって共存し平和に生きていく方法を模索した、先人たちの教えが随所に盛り込まれているところ。

 

各々の個性に重点を置いた四元素の考えとは異なり、他者との関りに重点を置いた考えとなっています。

 

かなり協調性を問われる考え方だなって、西洋思考寄りの私は思ってしまう(*‘ω‘ *)

 

占いにおいてのアドバイスも、問題の性質に合わせて全体を把握し立ち回りを見極めながらどう対処するかがメインとなります。

 

なぜ四大元素と五行説は全くの別物なのか。


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火や水といった自然界のモチーフを使っているにもかかわらず、その考え方は全く異なる四元素と五行説。

 

なぜこのようなことが起こったのか。

 

それはズバリ!

文化の違い

 

西洋では多種多様な人種やカルチャーが混ざり合い、それぞれの価値観を受け入れなければ生きていけなかった時代背景があります。

 

地球上での国の気候や立地も関係していて、ヨーロッパ諸国では貿易が盛んになり積極的に他国と交流していました。

 

だからこそ、絶対に共有できない価値観も生まれてくる。

 

食の違い、生活習慣の違い、宗教の違いなど、各コミュニティ間で争いも生まれやすかったんだろうな。

 

西洋思想はそんな背景があるから、自己と他者を分離して、その違いを尊重する流れになったんだと思います。

 

 

一方、五行説の東洋思想は比較的安定した社会の中で生まれていった思想です。

 

中国など天下統一モードの閉ざされたコミュニティの中で、肥大な土地に自給自足の生活が可能なわけですから、他国との交流も積極的に行う必要が無かったんです。

 

だからこそ広大な土地に生きる多くの国民を統べるには、内乱を避けるためにも皆で同じ方向を向いて生きていこうという、共存の教えが必要だったんじゃないかな。

 

互いに影響を及ぼし合うという考え方。

今目の前で起こっている現象の段階を知ることで、自分の立ち位置を見極め対処する。

 

日本人にもその思想はしっかりと根付いているから、他者と足並みを揃えることを良しとする国民性になったんでしょうね(*^^*)

 

 

西洋思想と東洋思想の違いについては、今後ももっと深く勉強してみたいなって思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回のお話しは、四大元素と五行説のどちらが優れているかという事ではありません。

同じ自然界のモチーフを使ってるけど、ルーツは全く別だから占いの内容も異なるってことがお伝えしたかったんです。

もっと言うなら、タロット占いによる「水」や「土」などの元素と東洋占術による「水」や「土」などの元素は根本的な解釈が違ったりします。

東洋占術をもう少しお勉強したら、細かい違いもお話しできるようになるのかな。

来年はきっかけをくださった生徒様にも教えを乞いながら、その辺もチャレンジしてみようと思います(*‘ω‘ *)

ではでは。

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