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タロット基礎レッスン補足③【タロットと西洋占星術】


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い|タロット基礎レッスン補足③【タロットと西洋占星術】

メリークリスマス!

今日は家族で手作りピザパーティーをした、タロット占い師の一宮ゆりです。楽

生地をコネコネ、好きな具材をいろいろのっけて焼きまくるぞ‼

と意気込んだのはいいものの、息子もパパもなんでものっけたがって結局全部同じ味になりました。笑

 

はい!

ということで、本日はタロット基礎レッスンの補足第3弾です。

 

シャッフルの種類、四元素に続き、今回は西洋占星術との関係を書いてみたいと思います。

 

タロット好きな方はご存知かと思いますが、タロットカードと西洋占星術にはとても深い関りがあります。

78枚のカードの中には星座や天体など、星占いでお馴染みのキーワードが盛り込まれているんです。

 

 

講座のメニューに入れるほどでもないけど、無料の基礎レッスンでサラッと書いただけでは伝わらない。

今回はそんなマニアックなお話しです(*ノωノ)

 

それではいきましょう♪

 

タロットと西洋占星術を紐づけたのはエッティラさん。


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まずは、タロットに西洋占星術を取り入れた人物のお話しから。

 

少年の頃からタロットフリークだったエッティラさん(本名:ジャン・パブティスタ・アリエット)は、1783年から1785年に「タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法」4部作を出版しました。

 

フランスの占星術師でもあった彼は、この時にタロットと西洋占星術を紐づけました。

フランス人の占い師の間で大ヒット。

※エッティラさんは世界初の占い専用タロット「エテイヤタロット」を制作した人でもあります。

 

 

その数十年後に、黄金の夜明け団に所属していたアーサー・エドワード・ウェイトさんがさらに独自の解釈を加えて販売。

イギリスとアメリカで大流行し、現在に至ります。

 

私も実践やお教室で使っている「ウェイト版」と呼ばれる基本のデッキです。

 

 

次に西洋占星術における大アルカナの対応をまとめてみました。

占星術の12星座、天体、元素の3つで表されます。

 

大アルカナ 占星術の対応
0:愚者 元素
1:魔術師 水星 天体
2:女教皇 天体
3:女帝 金星 天体
4:皇帝 牡羊座 12星座
5:法王 牡牛座 12星座
6:恋人達 双子座 12星座
7:戦車 蟹座 12星座
8:力 獅子座 12星座
9:隠者 乙女座 12星座
10:運命の輪 木星 天体
11:正義 天秤座 12星座
12:吊された男 元素
13:死神 蠍座 12星座
14:節制 射手座 12星座
15:悪魔 山羊座 12星座
16:塔 火星 天体
17:星 水瓶座 12星座
18:月 魚座 12星座
19:太陽 太陽 天体
20:審判 元素
21:世界 土星 天体

カードに対する割り当てについては、どの文献を拾ってきても見解がバラバラで意外と統一されていませんでした。

 

例えば魔術師のカードも太陽説や水星説、白羊宮説や金牛宮説など「ん??」なカオス状態。

 

これは本当に個人的な見解ですが、78枚のタロットカードを覚えるのって昔の人も大変だったから、星座やら惑星やらを紐づけた方が覚えやすかったのかもしれない(*‘ω‘ *)

 

元々エッティラさんは、タロットに手を付ける前にもカード占いについての本を発売していたわけですし。

 

ウェイトさんとスミスさんも、小アルカナに様々な絵柄をつけてかなり読みやすくなったことで世界中で大ヒットした側面もあります。

 

エッティラさんもウェイトさんも、あの手この手を使ってタロット占いを普及させてきたのでしょうね(*^^*)

 

 

タロット占いに西洋占星術は必要なのか?


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タロット占いも西洋占星術もルーツは西洋占術であることから、相性のいい組み合わせだとは思います。

 

だがしかし!

必ずしも西洋占星術の知識が必要かどうかと問われると、ビミョウ。

 

タロットカードって元々は絵柄だけのカードで、占いの解釈が取り入れられたのは最近なんです。

 

そのことからも、私はタロット占いってカードと自分との共通認識で読み解くものだと思ってるので、自分が気に入れば取り入れれば良いし、そうでなければ必要ないんじゃないかな。

 

むしろタロット占いはオカルト要素やカバラの方がしっくりくるんですよね。

だけどレヴィさんの話まですると余計にこんがらがるので、様々な解釈を上手くまとめてくれたウェイトさんは偉大です。

 

私の鑑定を受けていただいた方は既にご存知かと思いますが、リーディングの際に占星術のお話しを絡めてお話しすることは無く、特に鑑定結果を出すうえで支障もありません。

 

完全に好みの問題だと思うけど、私から見るとかなり強引に(順番まで変えて)関連付けた印象です。

 

心理学、カバラ、占星術など、様々な角度から沢山の人の手で研究されたタロットカード。

その全てが未だ解明されておらず、そもそも何が正しいのかさえ誰も言い切ることは出来ないというのが私の見解です。

 

一宮ゆり的!四元素における星座とコートカードの解釈。


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前回、タロットの基礎となっているのは四大元素【火・風・水・土】だとお話ししました。

 

そしてこの四大元素は、同じ西洋占術の星占いでも共通の基礎知識です。

 

私はコート―カード【キング・クイーン・ナイト・ペイジ】をメインとして読む「Noble Style Tarotisut®」として活動していますので、この16人の宮廷札に四大元素はダイレクトに影響してきます。

 

ワンドのキングなら火の王様

カップのナイトなら水の王子様

ソードのクイーンなら風の女王様

ペンタクルのペイジなら土の王女様

 

のように、それぞれの元素によって性格や恋愛傾向などを導き出します。

 

 

そこでネックなのが、コートカードの導き方。

 

私は学生時代から、大体カードを引いてると同じコート―カードが何度も出てくるので、自然と「この人はソードのナイトさんだ」「この子はカップのペイジちゃん」って具合に特定してきたんです。

 

ただ、そこに裏付けみたいなものが欲しくて、これまで様々な占いからこのコートカードを割り出せないかと試行錯誤してきました。

 

そこで最初のうちに目を付けたのが西洋占星術だったんです。

 

12の星座が4つの元素に分類されているし、なんだこれで良いんじゃんって思ったんですよね。

 

だがしかし!

占えば占うほど全く当てはまらない( ;∀;)

 

例えば、私の主人は13歳からカップのペイジ⇒ナイト⇒キングと、お水の王子様の王道を歩まれてきていますが、太陽星座は天秤座で風です。

 

私の親友は15歳からペンタクルのナイト⇒キングと、今ではザ・土のおじさんになっていますが、太陽星座は蟹座で水です。

 

息子も生まれた頃からペンタクルのペイジ君だけど、太陽星座は獅子座で火となっています。

 

月星座や金星星座など、色々当てはめてみたけどどれもダメでした( ;∀;)

 

そしてかれこれ20年。

あらゆる占星術、あらゆる数秘術、血液型や動物占いに至るまで、もしかしてと思えば自分でも本を読んだりネット会員になってみたりして検証したけどイマイチで。

 

資質と性質のお話しも以前させていただきましたが、生まれた日から導き出す命術がその人の「資質」だとすれば、中に入っている魂は「性質」で、私のタロット占いはその人の「性質」を見ているというのが、私なりの最近の見解です。

 

タロットってやっぱり奥が深い。

というより沼だな。笑

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

現在は星ひとみさんの天星術やゲッターズ飯田さんの五星三心などを検証中。

まだまだ検証が必要です。

頑張る( ;∀;)

ではでは、良いクリスマスを♪

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