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タロットカード【Swords.Ⅷ】小アルカナのソードの8について考察する。


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こんばんは! 

タロットのデザインの入稿が終わり、後は出来上がりを待つだけになったタロット占い師の一宮ゆりです。喜

さすがに枚数があるので印刷には時間がかかるみたいだけど、テキストのデザインに取り掛かることができただけでも良かった( ;∀;)

テキストの方は当初の予定と違ったものになりそうです。

教科書の要素もせっかくなら入れていこうと思い、90ページくらいのテキストにしようと思っていたものが、今の時点で200ページいくかもしれない。

ずっと待ってくださっている方、延び延びになってしまって本当にごめんなさい(*_ _)

時間をかけた分良いものを作るので、まだまだ頑張ります(`・ω・´)

 

 

ではでは本題!

今回の考察はソードの第8番です。

特に逆位置の解釈が大きく割れるこのカード。

私も自分自身の解釈には自信があるけど、全く真逆の意見もあるので何を信じるかはあなた次第。笑

それではいきましょう♪

 

【ソード8】基本的な解釈とキーワード


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《描かれているモチーフ》

 

目隠しをした女性

女性=女性性

ゆるく縛られた紐=いつでも抜け出せる

目隠し=情報が遮断された状態

 

取り囲む剣

手前は拓けていることから抜け出せないことはない

 

水たまり

潜在意識の表れ

 

背景の城

権威や目的の象徴

 

 

《基本的なカード解説》 

拘束された女性が8本の剣に囲まれている姿が描かれています。しかし彼女を縛る紐はゆるく足は自由に動かせることから、いつでも抜け出せる状態にある事がわかります。目の前に剣は無く開けているにもかかわらず、それに気づけない女性は動き出すことができません。

 

 

キーワード

《正》拘束・監禁・孤立無援・障害・制限・混乱・忍耐

   ※回避可能

《逆》大きな障害・取り返しのつかない状況・臆病風に吹かれる

   ※回避不可能

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、嵐が去るのを待っている状態を示唆。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、問題を後回しにした結果状況が悪化したことを示唆。

 

ソードの8は見て見ぬふりをした代償を突きつける。


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最初にお話ししたいのは、やはり逆位置の解釈です。

大きく分けて2つの解釈があります。

 

1つ目は、拘束が解けて自由になる。

2つ目は、さらに困難な状況に陥る。

 

私自身、10代から20代は前者を採用していて「道が拓けて動き出せる」と読んでいました。

 

だがしかし!

ソードの3同様、陽に転じるようなことは無かった。

どう願っても、無かったんです。

 

なので現在は後者の「更なる状況の悪化」と読んでいます。

 

ただ、この状況の悪化の原因は運勢的なものではなく、本人が自ら招いてしまっているものになります。

 

 

ソードの8に関しては時間軸に順番があると思っていて、問題が起きた時点では大体正位置の方で出てくるんです。

 

正位置の場合は、問題が起こってもそこに目隠しをしてやり過ごそうとしている感じ。

 

「私は今身動きがとれないのでどうすることもできません」とアピールしているような印象を受けます。

 

もしも実際のリーディングで正位置が出てきたら、まだ対処できる状況なのでちょっと無理をしてでも動いた方が良かったりします。

 

しかし逆位置で出てきた時は、既に本人が動く動かないの問題ではないくらい状況が悪化している場合がほとんど。

 

臭いものに蓋をしているうちに問題が熟成されてしまったか。

はたまた面倒くさいと後回しにしているうちに、より面倒な状況になっているか。

 

できれば正位置で出てくるタイミングで占えればベストです。

ただ、実際は逆位置になってから占い師に連絡される方が多いのも事実なんですよね。

 

ソードの8に対する私なりのあるある。


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ソードの8に対する私なりのあるあるは

 

すっとぼけてる場合じゃないぞ

です。笑

 

正位置で問題を見て見ぬふりをする。

逆位置で見て見ぬふりをあえてする。

 

と読んでいるのですが、どちらにしても問題解決をすることができない事に変わりはありません。

 

私は他者に頼らず自己解決を目指してしまう習性があるので、良くも悪くも問題を後回しにすることができません。

 

だからこそソードの8は、なんだか見ていて歯がゆいのです(*‘ω‘ *)

 

そのままで本当に良いの?

もっともっと不安になるんじゃないの?

って思っちゃう。

 

でもそれは、私が土属性だからかも。

風属性の方達は、ソードの8って割とやりがちかも。

 

警戒心が強かったり情報収集が得意だったりする風さんは、目隠しをしながら聞き耳をばっちり立てて様子を伺っているようにも見えます。

お耳がダンボってやつですね。笑

 

ある意味吊るされた男とニュアンスは似ていて、動き出すタイミング[好機]を狙っていると読むこともあります。

たぶん逆位置で「自由になる」って解釈はその辺が近いかもですね。

 

このことから、対象者がソードさん又は風強めのペンタクルさんの時のみ「策略的な選択として今の状況に身を置く」と読みます。

 

それ以外の性質だった場合は「向き合わなければいけないタイミング」を教えてくれていると読んでいます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

私は思考型のペンタクルでも水強めなので、理性的な立ち回りがイマイチできない。

賢く動くよりも、直感を信じて後は自分でなんとかする!となってしまうので、その辺が上手に駆け引きできるソードさん達が羨ましいなって昔から感じてて。

我が道を行きやすいペンタ女子には必要な要素かもしれない(*‘ω‘ *)

 

ではでは。

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