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タロットカード【Ⅸ.The Hermit】大アルカナの隠者について考察する。


タロットカード隠者|一宮ゆり|タロット占い|カード考察

こんにちは!

海外アーティストさんのテディベアをお迎えして、どこに行くにも持ち歩いているタロット占い師の一宮ゆりです。笑

羊毛フェルトでも表現が難しかった細かなディテールを、ここまで細密につくることができるなんて。

お洋服は手縫いで着せ替え可能だし、アンティーク調の汚しのテクニックも素晴らしい。

 

クリエイターをしていた頃に出会っていたら完全に真似してたなって思います(*^^*)

あの頃は色々なものに手を付けすぎて、一つに絞ることが出来ず立ち位置を完全に見失っていたから。

 

色々中途半端になっちゃって、多芸は無芸といいますか(*ノωノ)

占い師をしている今でも、小さい頃から夢だったテディベア作家や画家の夢を追いかけたくなってしまう。

 

そんな私に昔からよく出てくるカードが今回のテーマです。

 

大アルカナ第9番目のカード。

隠者さん。

 

内省(自分の考えや行動を深く省みること )のカードと呼ばれるだけあって、かなり大人しいイメージがありますよね。

実際はどんなカードなのか、深く考察してみたいと思います。

 

それでは早速いきましょう(*‘ω‘ *)

 

隠者の基本的な解釈とキーワード


タロットカード隠者|一宮ゆり|タロット占い|カード考察

《描かれているモチーフ》

 

老人

老人=賢者

杖 =位の高い賢者または指導者の証

      

黒いマント

真実を隠している

外的要因から身を守っている

 

カンテラ(ランプ)

中にある六芒星は精神性の象徴

 

山頂

悟りの境地に達している

 

 

《基本的なカード解説》

孤独感の強いカード。

深く物事を考えているので一人で過ごす時間が増えていきます。

未来に目を向けるより、過去の自分の行いに目を向けている状態。

熟考し答えを導き出そうとしているので、直接的な動きが無い引きこもりカード。

 

キーワード

《正》熟考・探求・内なる対話・真実を求める・振り返る

《逆》孤独・閉鎖的・悲観的・ひきこもり・聞く耳持たず

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、物事を達観し自分の立ち位置を確認している状態。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、物事を諦観し自分の立ち位置を見失っている状態。

 

隠者は立ち止まって考えているガンダルフ。


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い|大アルカナ考察隠者

イメージとして一番に頭の中に現れるのは、ロードオブザリングの灰色のガンダルフ。

白のガンダルフになる前ね。笑

 

※ロードオブザリングをまだ観たことのない方はぜひ一度ご覧ください‼

 

 

私自身が指輪物語のファンで、慎重で思慮深く人々を守りながら良い方向へ導くために葛藤するガンダルフが大好きなんです。

 

魔法使いも万能では無く、様々な試練を乗り越えながら成長するって教えてくれた映画でもあります。

 

だからかな。

私の隠者のイメージは、20年前から完全にガンダルフになってしまいました(*ノωノ)

 

正位置で出てくると、ドワーフの洞窟の中で立ち止まってパイプ草を吸いながら考えてる姿が浮かんできます。

どこから道を間違えたのか。

このまま進むべきなのか、みたいな。

 

逆位置だと、サルマンの塔に囚われて傷だらけでうずくまっているイメージ。

冷え切ったボロボロの身体でマントにくるまっている。

活路が見い出せず八方塞がりな状態。

 

 

内なる声に意識を向けながら、真実を探し求める姿勢は主役級の存在感でした。

 

時には導師の教えを受けたり、フロド達の良き助言者になったり。

新しい方向性を模索し、物語を動かしながら真理を理解しようとする。

 

 

隠者に必要なキーワードがぎっしり詰まったガンダルフは、占い師として生きている私にとっても憧れの人物像です(*^^*)

 

隠者に対する私なりのあるある。


一宮ゆり|ブログよるの恋ちゃ|タロット占い|大アルカナ考察隠者

隠者は状況が動かない時によく出てくるカードです。

 

恋愛のお悩みの時は、お互いの関係性が煮詰まってしまったか、小康状態(悪くなっていたものが少し回復して落ち着いている状態)で変化が無い状態だったりします。

 

本当にこの人で良いのかな。

どうしてこんなことになってしまったんだろう。

 

みたいに、まだ答えがはっきり出ていなくて考えている時に正位置で出てきます。

私はよく、まだ望みがあるって思うんです。

 

考えてくれているなら、そっとしておくことが大事になってくる。

なので答えが出るまで様子を見ましょう、という流れになりやすいです。

 

 

困ってしまうのは逆位置の場合。

 

冷静になれない状態がほとんどです。

怒りや悲しみの感情に支配されている場合もあれば、自分の気持ちさえ分からなくなって混乱していたりします。

 

こうなっている時は本人も苦しいから、それこそ本当にそっとしておきましょう、という流れになります。

正位置と違うのは、答えを出す気が無い場合が多い点。

 

完全に引きこもっているから、無理やり引っ張り出そうとするとものすごく抵抗します( ;∀;)

 

お相手が隠者バージョンになってしまったら、しばらく放っておきましょう。

答えはすぐには出ないし、動きもありません。

 

 

 

自分自身を占ったときに出てきたら、とにかく一人で内省しながら心の声を聞くことが大切です。

 

自分の望むものがどんなものか。

イメージを膨らませてみてほしい。

 

そもそもの原因を探っても良いし、自分の特性を理解することも大事かなと。

 

今は無料サイトなどでも生年月日を入力すれば、自分の性格や恋愛傾向など調べることができますから。

姓名判断、九星気学、四柱推命、占星術etc...

 

時には転職サイトなどで行っている適職診断なんかも良いですよ(*^^*)

 

とにかく未来志向よりも過去に意識を向けること。

 

しっかりご自身の立ち位置を確認することが必要なのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ガンダルフに思いを馳せたら、ロードオブザリングがまた観たくなってしまった。笑

DVDも小説もスペシャルエディションで永久保存版にしている私。

6月の運勢動画を撮り終えたら、魔法の世界を探求しに旅立とうと思います。

ではでは。

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