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タロットカード【Wands.Ⅶ】小アルカナのワンドの7について考察する。


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こんばんは!

 

久しぶりに漫画が読みたくなってセット本をネットでまとめ買いした、タロット占い師の一宮ゆりです。笑

CLAMPの「聖伝」懐かしい( ;∀;)

ドラマでハマった「恋のツキ」も原作が読みたくなって買ってしまった♪

タロットのデザイン入稿したらご褒美に読むんだっ。

 

 

ということで本題です。笑

今回は小アルカナのワンド第7番。

早速いきましょう(*‘ω‘ *)

 

【ワンド7】の基本的な解釈とキーワード


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《描かれているモチーフ》

 

丘の上に立つ男性

有利な状況や立場

 

下から突き上げられる6本の棒

不利な立場からの批判

挑戦者

 

 

《基本的なカード解説》 

若者が高い位置から6人の敵と戦っている様子が描かれています。追い詰められているようにも見えますが、若者は高所を陣取っているので6本の棒は若者に届いていません。この戦いにおいて若者が有利な立場にあることが見て取れます。

 

 

キーワード

《正》優位な状況・優勢・攻撃的・切り抜ける・四苦八苦

《逆》劣位な状況・攻勢・戦意喪失・苦戦・優柔不断

 

正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、有利な立場を守るため戦う意志を表す。

逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、有利な立場を保てなくなり戦いを放棄することを表す。

 

ワンドの7は有利な立場を主張する。


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ワンドの7は、棒を持った男性が下からの攻撃に応戦しているような絵柄になっています。

 

孫氏の兵法にも「凡そ軍は高きを好みて下きを悪み」といって、戦において高所を陣取ることが必勝法の一つだとしています。

 

正位置の場合は高い立場=強い立場から戦う。

逆位置の場合は低い立場=弱い立場から戦う。

 

 

ただ、実際の鑑定では肉弾戦というよりも意見や主張を戦わせるといったニュアンスの方が近いです。

 

そしてこの「立場」は、実際の立場と異なる場合もあります。

ここが最大のポイントで、例えば上司と部下であっても部下の方に正位置が出てきたりするんです。

 

もっと言うと、夫婦を占ったときにお互いのスプレッドにワンドの7が正位置で出てきたりします。

 

片方が正位置なら、もう片方は逆位置で出てこないとおかしいですよね。

 

それでもそれぞれが相手より勝っていると思っている場合は、どちらにも正位置で出てきます。

スプレッド同士でもケンカしてるみたいな感じ。笑

 

相手より自分の方が優位な立場だと自負している。

相手より自分の方が優れた主張なのだと思い込んでいる。

 

そんな時はお互い主張を曲げないから、占ってる私もお手上げ状態になったりします( ;∀;)

 

 

逆位置になると戦意喪失となり、主張を曲げるか譲るかする状況に追い込まれることを暗示します。

 

そしてもうひとつ。

私は相手の顔を立てると読むこともあるので、どちらで読むかは対象者の性格やその相手との関係性が大きく影響してくるところでもあります。

 

しいて言うなら、対象者が相手に対して尊敬の念を抱いていると判断できたら主導権を譲っているという意味も込めて相手の顔を立てると読んでいます。

 

もしそう思えない感じがしたら、主張を押し通すことが困難な状態に追い込まれているとリーディングしています。

 

ワンド7に対する私なりのあるある。


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ワンドの7に対する私なりのあるあるは、ワンドのクイーンさん達が教えてくれた価値観がベースになっています。

 

それは、有利な立場に対する苦しみ。

 

ワンドさん達って火属性になるので、けっこう好戦的な方が多いんです。

だがしかし、このカードを見ると苦しい印象を持つらしい。

 

最初はすごく意外だったけど、講座の中でワンドのクイーンの生徒さん達が口をそろえてしんどいカードっておっしゃるので理由を聞いてみました。

 

 

①立場が高くなると仕事が増えてしんどい

理由:下から突き上げてくる6本の棒が、部下からの仕事の催促のように見えて追い詰められている感じに見える。

 

②批判されているのに戦うのはしんどい

理由:自己主張を掲げてしまったから引っ込みがつかなくなって、必死に取り繕いながら立場を守っているように見える。振り上げたこぶしを下ろせないでいる。

 

なるほどです(*‘ω‘ *)

ワンドの6で勝利を収めて立場が高くなったなら、7で喜んでいいはずなのにね。

 

 

私の場合は正位置を陽の要素で読むので、立場を脅かす攻撃に対して自分の意志を主張すると解釈してきました。

 

しかし今はワンドさん達の意見を聞いて、

※けっこうこっちも必死です

というイメージが付け加えられています。

 

時に自分の信念を貫き通すには、争いたくない相手とでも戦わなければならない。

 

そんな意志の強さが、ワンドさん達らしいなって思いました(*^^*)

男性的でかっこいいよね。

 

 

逆位置は立場を守り切れない、主張を曲げるしかない状況に立たされると読みます。

カードの向きに関わらず、ワンドさん達にとってはどちらもしんどいのかもですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ワンドの6の時もお話ししたかもですが、私みたいなペンタ女子はワンド7の精神もほとんど持ち合わせていないんだよね。

自分の意見は強く持ってる方だけどみんなの見えないとこで黙々と実行してることが多いから、戦わずして目的達成してるかも。

ただ、他者と争わないと手に入らない目標はそもそも興味が無いのかもしれない。

何かや誰かに勝つことがゴールになってしまうと、本来の目的を見失ってしまいそうだからかな。

うーん、興味深い(*‘ω‘ *)

ではでは。

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